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第35回 CTCが実現するワークスタイル変革の実践!!「企画趣旨まとめ」 (提供:デスクトップ仮想化ニュース) 2015年6月

 ビジネスの環境が目まぐるしく変化する現在、企業が競争優位を築くために「ワークスタイル変革」が注目されています。従業員の働き方を変えることで、企業の生産性向上による利益率の向上とビジネス機会の創出、雇用や就労形態の多様化による優秀な人材の確保とワークライフバランスの適正化などが期待されており多くの企業がワークスタイル変革への取り組みを加速しています。

 それらを支える手段としてITが必要不可欠なのは言うまでもありません。昨今のITのコンシューマライゼーション化や多様なモバイルデバイスの台頭、ネットワークやクラウド基盤の進化などにより、社内外の膨大な情報やアプリケーションに、いつでも、どこにいても、あたかも「職場」にいるかのように扱えるようになり、もはやワークスタイル変革への機は熟したと言えるでしょう。

 しかし、その一方でそれらの仕組みを構築するには今までのような単純なシステムの導入というわけにはいかないのも事実です。実際の従業員の働き方を熟知するだけではなく、労務面や企業のコンプライアンス要件、そしてモバイルやネットワーク、インフラを含むITなど総合的な知識がなければ真のワークスタイル変革は実現できません。

 今回は、数多くのワークスタイル変革プロジェクトを成功裏に導いてきた 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)の主要なメンバーにご協力をいただきます。CTCでは、企業や組織のワークスタイル変革を成功に導くためのアプローチとして、「デスクトップソリューション」「情報共有基盤ソリューション」 「コミュニケーションソリューション」の3つの軸があるとしており、今回の連載ではこの中から「デスクトップソリューション」に焦点を絞り、全6回でご紹介します。

 金融業や製造業、流通業のお客様を中心に数多くのデスクトップ仮想化ソリューションを展開するCTCでは、コンサルティングからシステム構築、運用支援にいたる包括的なデスクトップ仮想化サービスをワンストップで提供しています。今回、それらデスクトップ仮想化ソリューションの企画からコンサルティング、エンジニアリング、そしてサポートにいたるすべてを推進する同社の中心メンバーにIT環境の潮流とそれらを実現するテクノロジーの役割、そしてお客様がソリューションを導入する上で陥りやすい課題などのお話をお伺いしました。

IT環境の潮流とデスクトップ仮想化

 CTCと言えばサーバーやバックエンドのシステムに強いシステムインテグレーターとして業界のリーダー的存在なのは周知の事実です。そして、デスクトップ仮想化を含むクライアント環境に関しても多くの製品やサービスを提供しており、その実績の豊富さや導入メソドロジーのきめ細かさ、そしてワークスタイル変革のためのデスクトップ仮想化ソリューションでのリーダーシップを発揮しています。

 CTCでは、現在のIT環境の潮流とその未来予測から、クライアント環境におけるデスクトップ仮想化ソリューションは企業にとって必要不可欠であると述べています。その理由を同社 デスクトップソリューション推進課の責任者である井出 貴臣氏(以下、井出氏)は次のように述べています。

 「現在のIT環境では"道具化"、"普遍化"、"安心化"の3つの潮流があります。まず、"道具化"とは昔と違いITの利用は、すぐ手に取れる身の回りにある当たり前のツールとして誰でも簡単に活用できるようになっています。それを私たちは道具化と捉えています。次に"普遍化"とは、ユーザーは使い慣れたものを使い続けるようになっていることです。最後の"安心化"とはIT利用にあたり特別な意識や知識がなくても安全に活用できるようになることを意味します。この3つの流れの行きつく先として、多くの企業が"ワークスタイル変革"を検討しているとCTCでは肌で感じています」

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 つまり、"道具化""普遍化""安心化"の流れから、ユーザーは、あらゆる場所から好きなデバイスを使い、当たり前のように業務を遂行可能な環境を必然的に求めるようになったと言えるでしょう。そして、それらを支えるユーザー視点のインフラがITに求められ、それを支援するCTCにも求められているのです。

 井出氏はそのような中でデスクトップ仮想化の重要性を以下のように付け加えます。
「CTCでは、ワークスタイル変革にはユーザーが直接扱うクライアント環境が重要であると考えています。その中核的な技術としてデスクトップ仮想化が担うのです。いきなりデスクトップ仮想化というと飛躍しすぎではないかと思われるかもしれません。しかし、アプリケーションの普遍化の流れからWeb化が進んでおり、将来的なクライアント環境はWeb専用の端末というように進化していく可能性もあるでしょう。しかし、ネイティブアプリやWebアプリが混在するこの過渡期においては、それらをうまく利用するためにデスクトップ仮想化がその中心的役割を果たすと考えているのです」

デスクトップ仮想化導入プロジェクトは3次元で考える

 実際に企業や組織のワークスタイル変革をサポートするための数多くのプロジェクトを提供してきた経験から導き出された「失敗しないデスクトップ仮想化環境」は、常にユーザー視点であることが重要であると同社 宮本 将志氏は述べています。

 「デスクトップ仮想化環境は、クライアント環境のリストラクチャリングに他なりません。常にユーザーが使うわけですからユーザーの立場にたったアプローチが必要不可欠です。CTCではユーザー側が感じていることや世の中の流れを的確に捉えてITという側面で正しい方向へ導く必要があると考えています。そのためにユーザーを起点としたサービスを提供しています。」

 CTCでは、ワークスタイル変革プロジェクトにおいて多くの企業が失敗するポイントを的確に理解していると言います。デスクトップ仮想化を構築すれば終わりというのではなく、全体を俯瞰し3次元で捉えることが重要であると田内 康晴氏は述べます。

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 「私たちはワークスタイル変革のプロジェクトを3次元で捉えることで成功すると考えています。検討から導入、構築、運用、更新までの一次元だけでは、もはやデスクトップ仮想化環境は成功しません。従来では難しかった3次元CADの仮想化などを代表とする専門性という奥行きの軸も重要です。さらにデスクトップ仮想化を起点に考えた場合には、モバイルという概念は必要不可欠になりつつあります。デスクトップ仮想化を面で捉えるという2次元の領域から、モバイルという縦方向の軸を取り入れていく必要があるのです。つまり単純にデスクトップ仮想化を導入すれば良いというわけではなく縦方向や奥行きを考慮しながらスコープを見定め3次元で捉えることが重要なのです」

 これら3次元でプロジェクトを捉えたうえで、それぞれのフェーズにおいてワークスタイル変革を成功に導くためのポイントがあると言います。たとえば、検討/導入段階においては方法論が確立していないと、検討期間の長期化やプロジェクト自体の消滅等が発生する可能性があると言います。また、運用段階では情報システム部門の位置付けが企画へシフトしており、専門性の高いリソースが不足している問題に直面することも多いです。さらにデスクトップ仮想化環境の二巡目、三巡目といった更新対応においても、既存資産を適切に活用出来なくなる可能性があるため、ここでも高い専門性が要求されるでしょう。領域の拡大においては、一般的な利用方法に限定されているとそれ以上の成長が見込めないばかりか、スマートデバイスの浸透への対策など多くの課題に直面すると言います。今回の連載では、それらをテーマやフェーズごとに明確化して失敗回避のポイントをご紹介する予定です。

CTCの強み、それは運用からの逆算にあり

 3次元でデスクトップ仮想化環境を成功へと導くCTCの強みは、プロジェクトに必要な3次元の視点に対応したサービスをワンストップで提供できる点に他なりません。 井出氏は、CTCのデスクトップ仮想化における強みは、運用からの逆引きにあると述べています。
「CTCでは、実際にお客様がデスクトップ仮想化やモビリティなどをご活用いただいている環境の運用サービスを提供しています。この運用サービスを起点に、逆引きしてサービスメニューを構築しています。運用フェーズのことを考えずに、社内のルール作りや労使間の取り決めなどがないままにデスクトップ仮想化を導入しても現場は混乱するだけですし、ユーザーの働き方を理解していないと最適なデスクトップ仮想化の実装方法を間違えます。CTCの強みは、多くのお客様のデスクトップ仮想化環境の運用経験から失敗しないプロジェクトを理解していると言っても過言ではないと思っています」

 CTCでは、ワークスタイル変革のプロジェクトを成功へと導くためのエンドツーエンドのサービスを提供していています。それらはすべてゴールに直結するためのメソドロジーとして多くのお客様に提供されています。

 


 

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