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クラウド時代のネットワーク事情

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クラウド時代もネットワークはシステムの基盤 (大喜多利哉) 2014年12月

 はじめまして。大喜多と申します。10年ほどネットワークエンジニアとして様々なお客様のネットワーク構築/運用に携わってきました。現在はネットワーク兼サーバエンジニアとして、Webシステム開発運用会社でオンプレミスからパブリッククラウドへの移行プロジェクトに携わっています。

 このたび「クラウド時代のネットワーク事情」というタイトルでコラムを担当させていただくことになりました。このコラムでは、今日においてITエンジニアに求められるであろうネットワーク技術について、基礎と最新情報を中心に取り扱っていく予定です。主に以下の3つのカテゴリーについて取り扱っていく予定です。

  1. ネットワーク基礎(OSI参照モデル、各層の役割等)
  2. インターネットを支えるプロトコル(HTTP/SMTP/DNS等)
  3. 最新ネットワーク技術(ネットワーク仮想化、SDN等)

 今回の記事を執筆するにあたり、あらためてIPA発行の「IT人材白書2014」に目を通してみましたが、今求められているのはビッグデータを取り扱うデータサイエンティストのような人材や、これまでも重要視されてきた提案力・企画力のある人材が、特に強く求められてきているようです。また、ユーザー企業の関心事もIaaS/PaaS/SaaSなどのクラウド利用に向いてきているようです。システムは保有から利用へシフトし、より戦略的にITを活用してビジネスを発展させていくことが求められる時代になってきていると言えます。

 とはいえ現時点では従来型のシステムインテグレーションの市場もそれなりに活況でして、公共/金融を中心として、システム開発や既存ITインフラ更改などの案件が多数あり、ネットワークエンジニアの求人も激減している、というわけではないようです。

 しかしながら、クラウド利用が進むにあたって、ベンダーロックインされたネットワーク機器を設定することを主な業務とする「ネットワークエンジニア」は徐々に減っていくでしょう。ですが、クラウド上のシステムを利用するということは、多くのシステムをWAN経由で利用することになります。社内のIT資産から物理サーバがなくなっても、ネットワーク機器とネットワーク回線が完全になくなることはありません。また、システムがクラウドへ移行しても既存のインターネットで使われてきたプロトコルは依然として重要な位置を占めています。またIaaS上にセキュアなシステムを構築するためには、ネットワークの知識が不可欠です。また、クラウドの世界ではネットワーク仮想化に関する知識も必要になってきます。ネットワークに関する知識は今後もITエンジニアの重要なスキルとなるはずです。

 次回より、具体的に技術的解説に入ってまいります。このコラムが皆様のお役に立てれば幸いです。よろしくお願い致します。

 


 

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