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第2回 vCloud Director が良かった方にvCloud Air をお勧めします (野田貴子) 2015年9月

Posted on May 29, 2015 by vCloud Team

 数年前、VMware は vCloud Director の開発をパブリック・クラウド事例に注力させ、プライベート・クラウド事例については vRealize Automation (以前の vCloud Automation Center) の方を優先させることに決めました。この対応の結果、vCloud Director を活用して vCloud Air でコンピューター・サービスを提供することになりました。また、vCloud Air Network のサービス・プロバイダ・パートナーが、互換性のある VMware ベースのパブリック・クラウドをスタンド・アップさせるために、この製品を使用しています。この戦略の副作用として、永続的なライセンスを購入している従来の顧客に対して、vCloud Director がバージョン5.6以降提供されなくなりました。

 皮肉にも、 vCloud Director が現存し成長し続けているだけでなく、多くのエンタープライズ・カスタマーがテストや開発、ラボ管理周りの特殊な事例をカバーするために引き続きこの製品を使用したいと望んでいると聞いています。

 実際のニーズを理解するため、私たちはカスタマーたちにフィードバックを提供し続けていただけるように依頼しており、vCloud Air は自分たちの事例をサポートする方法を模索しているカスタマーに対し多くの価値を提供しています。

 アイディアとしては、vCloud Director で達成できることや作用方法、論理的に独立したリソース・プールの提供方法を気に入っているのならば、vCloud Air に加入することで同じ体験を得られます。vCloud Air で「サービスとしてのvCD」をレバレッジすることで、自社運用のプライベート・クラウドにおける「低レベルな測定」を避けつつ、自身の作業に注力することができます。すなわち、ラボ環境を vCloud Air に移動し、Opex(運用コスト)モデルと Capex(設備投資)モデルを対比した利益を得ることが可能で、これは便利なこともあります。

 提供されているこのソリューションは、vCD の自社運用を引き続き使用したいと考えている顧客にとって直接的な入れ替えではありません。その事例の本質はパブリック・クラウド・デリバリー・モデルの特徴の中でも完璧にフィットします。

 クラウドを管理している管理者と、リソースを使用しているコンシューマーのポジションを同じ状態で残したまま、どのようにクラウド上のリソースが vCloud Air で消費されているかを、この図からとてもよく見て取れます。

fig01

 なぜこのことがアピールポイントなのかというと、次のような理由があります。

  • エンドユーザー目線で見れば、vCloud Air でのユーザー体験は、自社運用されたものと比較して同一とは言えないまでもほぼ同様になるでしょう。ユーザーは vCloud Director ポータルへアクセスするようになります。
  • API経由でのみ使用できる vCloud Director 内の機能を最近紹介しました。このことは、これらの機能を使用したいがUIを建てたくはないカスタマーにとって問題になるかもしれませんが、vCloud Air UI は、追加のカスタマー投資をせずよも、これらの機能をいくつかはカバーします。
  • APIにはほとんど完璧な互換性があります。みなさんの内部ユーザー(Org Adminロールなど)が Org 内のリソースを自動化するためのツールを書いていた場合、vCloud Air でもほとんど編集せずに動くでしょう。小さな警告が出ますが、vCloud Air では vCloud Director よりも新しい機能が提供されているからというのが主な原因です。
  • テンプレートと vApp を自社運用から vCloud Air へ移行することは、まさに同じスタックとフォーマットを両者のエンドポイントで使用しているため、非常にシンプルです。
  • エンタープライズ・カスタマーは自社運用のライフサイクルをキュレーションする作業から逃れることができます。これは VMware 特有の問題ではありませんが、プライベート・クラウドの管理というものは、きわめて時間のかかるタスクだと知られています。vCloud Director オンラインを購入することによって、カスタマーはインフラの更新や同様のプロジェクトに対して、これ以上時間を無駄にせずによくなるでしょう。
  • 上記の結果として、ある製品のどのバージョンが別の製品のどのバージョンと同時に動くかを探すために互換性一覧表をチェックするような作業よりも、メインのタスクにもっと注力できるようになります。vCloud Air サービス(稼働時間のSLA(サービス品質保証)もあり)を提供するために、この作業を担っている専用のエンジニアチームがあります。
  • 同様に、このモデルはリソースのブローカーになるというITの新しい役割とまさに合致しています。現在、環境管理の責任を負っているチーム(Cloud Adminロールなど)は、インフラを治す時間を費やす代わりに、どの問題が一番重要で、追加された価値あるサービスを提供している内部ユーザーにどのようにベストで報いることができるかということに注力することができます。
  • セキュリティは、パブリック・クラウド・コンピューティングにとって未だトップレベルの関心事です。みなさんの部署を過大なリスクに晒さずにハイブリッド・クラウドの探索を始める方法として、vCloud Air の試験・開発・ラボ環境を設置することはすばらしい方法です。パブリック・クラウドの快適さと露出が増加し、次は製品作業負荷について決定することができるでしょう。
  • 過去7,8年で、私たちはラボ環境のためにホストされたこのモデルがとてもよく動いたということを証明しました。カスタマーも vCloud Air でのネスト化された環境を例示する ことができます。
  • サービスとしての vCloud Director では、カスタマーには彼らの消費パターンにベストマッチする商業的なアプローチに合わせて会費モデルまたは都度払いモデル(オンデマンド)を選択できるというオプションがあります。これは(特に柔軟性の欠ける標準的な設備投資モデルと比較して)多分な柔軟性を提供します。このコンセプトはその日・週・月・四半期・年などの成り行きによって消費パターンが大幅に変わる試験・開発・ラボ管理の状況下で特に魅力的です。

 今のところ私たちがカバーしているのは行動を起こしていただくための「利点」ですが、明らかに考慮するべき警告もあります。そのうちのいくつかを述べましょう。

  • vCloud Director エクステンションを作成したカスタマーはそれらを vCloud Air に持っていくことはできません。
  • もしみなさんの企業がデータや仕事をパブリック・クラウドに置くには相応しくないと考えるならば、自社運用プライベート・クラウドが唯一のソリューションになります。
  • いくつかの典型的なクラウド管理ノブは vCloud Air では意図的に利用できない状態です。例えば、カスタマーは Linked Clones を使用するためのサービスを定義できません。

 明らかに他の理由もありますが、大部分にとっては、多くの vCloud Director カスタマーはこのソリューションが魅力的で相応しいと思えると思います。

 大事なことを言い忘れていましたが、さらに魅力をアピールすると、上記で挙げたうちのほとんどは私たちの数百の vCloud Air Network パートナーたちにとっても適用します。

 これはエキサイティングだと思いますが、いかがでしょうか。

 vCloud Air OnDemand についての詳細は、vcloud.vmware.com にアクセスし、vCloud Air を使うためのチップスやベスト・プラクティスについてのブログ記事に注目してください。

 最新情報については、私たちのソーシャル・チャンネル @vCloudFacebook.com/vmwarevcloud をフォローしてくださいね。

※本コラムは以下のブログを意訳したものです。
引用元 http://blogs.vmware.com/vcloud/2015/05/like-vcloud-director-will-love-vcloud-air.html

※本コラムはVMware社が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。

 


 

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