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第2回 自動化では不十分 ~必要なのは超自動化(ハイパーオートメーション)~ (野田貴子) 2020年11月

ますます多くの組織が、コストの削減や効率化を実現するためにあらゆる種類のビジネスプロセスを自動化しようとしている中、ハイパーオートメーションが多くのケースにとって優先事項になると考えられています。

ハイパーオートメーションはプロセスオートメーションと同じ技術をいくつか活用しています。その中心となるのはロボットによる業務自動化(RPA)ですが、ほかにも人工知能(AI)、機械学習、プロセスマイニング、データ分析などの高度な自動化ツールを統合しています。 

これらの技術はそれぞれ、プロセスとワークフローを自動化して組織の能力を強化するように作られています。これらの技術が連携することで、自動化をまったく新しいレベルに引き上げる「ハイパーオートメーション」が実現します。この戦略を企業内でエンドツーエンドで適用すると、従来の自動化よりもはるかに大きな影響力を持つ方法でプロセスを改善することができます。

エンドツーエンドのハイパーオートメーションのプラットフォームは、自動化のライフサイクルのあらゆるフェーズをサポートしています。企業は、AIなどのツールを活用してあらゆる部門のプロセスを把握、分析、優先順位付けすることで、組織全体の自動化を迅速にスケールアップさせることができます。

ハイパーオートメーションの需要は増加傾向にあります。Coherent Market Insightsの2020年4月のレポートでは、世界のハイパーオートメーションの市場は2019年から2027年の間に年平均成長率(CAGR)19%で増加し、最終的には237億ドルを突破すると予測しています。

市場を牽引する要因の中には、世界的な製造工程のデジタル化と自動化、そしてRPA技術に対する需要の増加が含まれています。ソフトウェアロボットが機械オペレーターの動作を模倣できるようするために、世界中の組織がRPAとAIを統合していると同調査では述べています。

また、ハイパーオートメーションのプロバイダーは、さまざまな企業と提携してRPAソリューションを作成し、提供しています。たとえば、UiPathは2019年に南アフリカのAI&データ分析ソフトウェア企業であるDVTとパートナーシップを結び、RPAソフトウェアを開発し、サービスを提供していくことにしました。

多くの製造企業は、運用コストを削減し製造プロセス全体の効率を高めるために、ハイパーオートメーションを採用しています。

デジタルトランスフォーメーションの恩恵を受け、パンデミック後のビジネスの世界で成功を収めたいと考えている企業は、ハイパーオートメーション戦略の導入を検討すべきです。スタンドアロンのRPAは多くのメリットを提供することができますが、自動化からまことの利益を得るためには、より洗練されたアプローチが必要になります。

調査会社のガートナーは2019年後半の投稿でハイパーオートメーションという言葉を引用し、2020年の戦略的テクノロジートレンドの第1位に挙げています。「ハイパーオートメーションは、自動化できるツールの種類だけでなく、自動化の高度化(すなわち、発見、分析、設計、自動化、測定、監視、再評価)にも言及しています」と同調査では述べています。

「ただ1つのツールが人間に取って代わることはできないため、現在のハイパーオートメーションには、RPA、インテリジェントな業務管理ソフトウェア、AI、といったツールの組み合わせが含まれており、ますますAI主導の意思決定を目指しています。」

「ハイパーオートメーションはメインゴールではありませんが、多くの場合、組織の"デジタルツイン"を生み出すことにつながります」とガートナーは指摘し、機能、プロセス、主要業績評価指標がどのように相互作用して価値を推進するかを視覚化できるようにしています。デジタルツインはハイパーオートメーションのプロセスに不可欠となり、組織に関するリアルタイムで継続的なインテリジェンスを提供し、重要なビジネスチャンスを促進しています。

ガートナーは別のレポートで、自動化の導入を検討している企業に向けた手順を紹介しています。

  • ビジネスユニット、IT、セキュリティ、保証機能をプロセスオートメーションのガバナンスボードに参加させることで、組織的な導入を促進し、ハイパーオートメーションの取り組みにおける潜在的なつまづきを回避しましょう。
  • より広範なビジネス機能とナレッジワークに焦点を当てて、ハイパーオートメーションにとりかかりましょう。RPA、インテリジェント・ビジネス・プロセス・マネジメント・スイート(iBPMS)、統合プラットフォーム・アズ・ア・サービス(iPaaS)、意思決定管理ツールなど、オプションのツールボックスを横断して戦略を立て、設計しましょう。これは、関連する技術(たとえば、プロセスマイニング、分析、ユーザーエクスペリエンス、機械学習など)を効果的に活用する唯一の方法です。
  • RPA製品とそのエコシステムの厳密なデューデリジェンスにより、誇大広告を避けましょう。複数の分野にまたがる組織にとって重要な成果に対応できるプロバイダーの能力に注目してください。

「成功するためには、まずビジネス上の問題から始め、その後、ハイパーオートメーショ ンの取り組み全体の幅広いロードマップに沿って適切な技術を選択するという考えを持つことです」とガートナーは述べています。この試みが成功すると、組織の資金調達モデルが変更され、すべての新しいプロセスイニシアチブが自動化をビジネスケース内の基礎とすることで資金調達することを考えるようになるでしょう。

著者注UiPath Hyperautomation Weekのウェビナーシリーズをご覧になれば、ハイパーオートメーションのメリットをさらに深く知ることができます。オンデマンドでお好きな時間に視聴できます。

また、Gartner Predicts 2020: RPA Renaissance Driven by Morphing Offerings and Zeal for Operational Excellence レポートの無料配布もしています。

<お知らせ> 2018年、CTC教育サービスは、UiPathに習熟し質の高いトレーニングを提供できる企業としてUiPath社のパートナープログラム「トレーニング・アソシエイト」契約を締結しました。 初学者でもUiPathを活用した業務自動化技術の習得、RPA導入の落とし穴に陥らないための解決策を学ぶのに最適です。

UniPathトレーニングについては以下をご覧ください。 http://www.school.ctc-g.co.jp/rpa/

※コラムの引用元  https://www.uipath.com/blog/hyperautomation-needed-automation-not-enough

※本コラムはUniPath社が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。

 


 

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