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コース内容

コース概要

本コースでは「DO001 Docker入門」で紹介した内容の次に必要となるDockerの基礎知識について習得します。

アプリケーションのコンテナ化により、迅速なデプロイが実現でき頻繁な機能追加やシステムの負荷増加に対してスムーズなスケーリングが可能となります。また、アプリケーションの移植性を高めることができ、オンプレミスからクラウドや異なるシステム間でのアプリケーションの迅速な移行が可能になります。さらに、Dockerの様々な機能を使うことでアプリケーションが使用する永続的データの保持や複数コンテナの一括のデプロイ、複数サーバにまたがったコンテナのデプロイ・管理を行うこともできます。

当コースでは、コンテナ化したアプリケーションが動作するシステムの構築・運用に必要となるコンテナのネットワーク設定・ボリューム設定・複数サーバに対してのコンテナの作成/運用方法など「DO001 Docker入門」の次に押さえるべきDockerの基礎知識を紹介します。

学習目標

・コンテナに対してネットワーク関連の設定を行えるようになる。
・コンテナに対してボリュームを付けるための設定を行えるようになる。
・Docker Composeを使用して複数コンテナのデプロイを行えるようになる。
・Docker SwarmやDocker Stackを使用して複数サーバに対してコンテナのデプロイを行えるようになる。

対象者

・「DO001 Docker入門」相当のコンテナの基礎知識をお持ちの方で、複数コンテナのデプロイや複数サーバへのコンテナのデプロイ・管理が必要な方

前提知識

・「DO001 Docker入門」を受講もしくは同等の知識がある方
・「LI30 Linux入門」・「LI32 Linuxシステム管理」を受講もしくは同等の知識がある方

（関連するコースへのリンク）

　【DO001】Docker入門
　【LI30】Linux入門
　【LI32】Linuxシステム管理

スクール環境

・OS: Alma Linux（RHEL互換のLinuxディストリビューション）

内容

●Dockerネットワーク
・デフォルトで作成のDockerネットワーク
・Dockerネットワークの種類
- 単一ホストブリッジネットワーク
- MACVLANネットワーク
- overlayネットワーク
・Dockerネットワークの作成・管理

●コンテナのボリューム設定
・非持続的データと持続的データ
・ステートレスアプリケーションとステートフルアプリケーション
・ボリューム
・ボリュームの作成・管理

●Docker Compose（IaCによる単一Dockerホストに対する複数コンテナの作成）
・Docker Composeとは
・YAML
・Docker Composeの設定ファイルの記載方法
・Docker Composeを使用した複数コンテナの作成

●Docker Swarm（複数Dockerホストに対する複数コンテナの作成）
・Docker Swarmとは
・Swarmクラスタの作成
・サービス・タスク
・Docker Swarmによる複数Dockerホストへのコンテナ群の作成・管理
- Swarmクラスタへのサービスの作成
- Swarmクラスタにデプロイしたコンテナ内のアプリケーションのスケーリング
- Swarmクラスタにデプロイしたコンテナ内のアプリケーションのバージョンアップ

●Docker Stack（IaCによる複数Dockerホストに対する複数コンテナの作成）
・Docker Stackとは
・Docker Stackの設定ファイルの記載方法
・Docker Swarmの章で作成したコンテナ群のDocker Stack化
・Docker Composeの章で作成したコンテナ群のDocker Stack化

備考

※CTCTオリジナルコース
※コースカリキュラム・使用機材は予告なく変更となる可能性があります。

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テキストは紙を使用いたします。

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