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第15回 2017年の予測:教育ITの未来の創始 2017年3月

こんにちはー。今回も海外のVMware関連のコラムを意訳してご紹介します。VMwareの海外動向を理解する上での参考になれば幸いです。

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VMwareのState, Local and Education (SLED) 副代表であるTim Merrigan氏

今や、情報や情報技術は、学習や教育にとってこれまで以上に主要かつ重要なものとなっています。高等教育のITにおける次世代の作業を概念化し、視覚化する際には、学習そのものの原則をも検討する必要があります。一連の試行錯誤の結果から新しい情報や洞察を導き出しているかどうか、仮説や理論を慎重にテストしているかどうか、あるいは既存の知識体系であるかどうかに関わらず、学習環境を強化するITにも、同じ学習の知恵を適用することができます。

仮想化の実力を解明

高等教育界の顧客と話していると、彼らがイメージしている仮想化の能力と、実際に仮想化が持っている能力の間にギャップがあることに気づきます。多くの人にとって仮想化というと、サーバー仮想化の基本概念、つまり我が社の初期の基礎的な成果を頭に浮かべます。しかし、それを超える機能であるプライベートクラウド、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウド環境などによる恩恵は、簡単に入手可能であるにも関わらず、人々の興味をひいたり予算が調達されたりすることがありません。

地方分権化されたITの課題

調達そのものがもうひとつの潜在的な問題です。学習機関にとっての大きな課題はITの分散化です。たいてい、機関の周辺にある個々の部門は多様な戦略や技術を急速に、大きな熱意をもって採用しています。これにより、セキュリティ、コンプライアンス、スケーラビリティ、コストを考慮しながらより慎重に進めていく中で、中央機関がITのリーダーシップを取ることが難しくなっている可能性があります。このような「革新相対性理論の一般論」では、多くの部門が探求しているであろう新しい技術に中央機関のITのメカニズムが適応し、実現する準備ができていない場合には、より大きなリスク、ひいてはより大きなコストが発生することが懸念されています。

この懸念は仮想化されたネットワークエコシステムによって敏しょう性を向上させることで緩和することができます。これを実現するために教育者を教育することは、私たちの責務です。結局のところ、他の変革のなかでも、我々はソフトウェアソリューションを真に価値あるものして中心に据えながら、サーバー仮想化や仮想デスクトップ・インフラ・ストラクチャーを主流な商品として受け入れてもらえるよう推進してきました。

VMwareは過去の成功から学び、教育技術を一新してかつての革新を今では主流の技術基盤として確立したのと同じように、これからも技術進歩の基礎を築き続けていくことができます。これからも教育ITのエコシステム全体に共鳴するメッセージを提供し、教育機関向けに構築したアーキテクチャを活用していくことが今後の課題です。

VMwareの幹部によって書かれた記事を2017年以降の技術革新(英語)にてさらに詳しく読むことができます。興味がある方はご覧ください。

※本コラムは以下のブログを意訳したものです。
引用元
https://www.vmware.com/radius/initiating-future-education/

※本コラムはVMware社が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。

 


 

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