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第14回 新人エンジニアに贈る、職場に馴染むためのベストプラクティス (1) (濱田康貴) 2019年1月

みなさんこんにちは。そろそろ新入社員の入社の季節ですね。これからエンジニアとして就職される方は期待と不安が入り混じっているかと思います。そんなあなたに、職場に馴染むためのベストプラクティスをお伝えしたいと思います。

とにかく先輩にくっついていこう

入社してすぐは研修などで1日を過ごすことが多く、現場にアサインされて業務につくということはあまり無いかと思います。研修では1人の先輩に対して複数の新入社員が座学で教わるので受け身になりがちですが、現場にアサインされるとそうもいかなくなります。
良し悪しは別として、現場の先輩は新人を放置します。文字通り、放置です。こちらから声をかけないと、誰とも話さずに1日が終わることも珍しい話ではありません(すべての現場がそう、というわけではありませんが...)。
これには理由があります。

  • 先輩が本当に忙しい
  • 後輩に何かを教える、ということが苦手である
  • 新人がどのようなスキルセットの持ち主かわからないため、何を教えてよいかわからない

というだいたい3つくらいだと思ってよいでしょう。学校ですと授業に出ていれば勝手に先生が喋ってくれますが、これは先生という職業が「教える」ということに特化しているからであって、学生に対して話す、教えるという訓練を受けているからなのですね。
会社の先輩は必ずしも教えるための訓練を受けているわけではないので、技術や業務に詳しくても、後輩に対してどう接したらよいかがわからないこともあります。こうした先輩を見て「怖いなあ」「無愛想だなあ」「ひょっとして社会は自分が思っているより厳しいのではなかろうか」と思うかも知れません。

もし、先輩が本当はいい人なのにコミュニケーションが取れないためにギクシャクしてしまったなら、これは実に勿体無い話です。先輩から教わるための2つの魔法の言葉があります。

  • 「先輩、今から先輩がされる作業を見せてください。後ろでメモ取りますので。」
  • 「先輩、これから会議ですか?議事録取るのでついてっていいですか?」

この2つを習慣づけることができたら、あなたは相当に伸びます。

なぜ先輩の作業を見るとよいのか

座学で技術を学ぶだけでは、暗記はできても自分の血肉にできているか確証が持てません。先輩が実際に作業しているところを見ることで

  • その手順は何のために必要なのか
  • 作業前の状態と作業後の状態を目で見て確認できる

というメリットがあります。もし可能なら、作業ログをもらうようにしてください。そうすることで、作業を見ているときに理解できなかったコマンドを調べるための手がかりにすることができますし、空いた機材を使って復習するための教材にもできるからです。

なぜ議事録を取るとよいのか

エンジニアはコマンドだけ叩いていればいいかと言えば、そうではありません。顧客がその先に何を望み、解決の方法は何がベストなのかを自分の言葉で語れなければ、One of Themで終わってしまいます。業務を知らないことには、単に技能の高いオペレーターで終わってしまいます。しかし残念ながら、業務は会社ごとにカルチャーがあり、学校で教えてくれるわけではありません。
であれば、業務の生きた教材はどこか?と求める先が会議なのです。決まったことに従うのは勿論だいじですが、議論の経過を見ることで、何が検討のテーブルに乗って、その中からどうして1つの結論として取捨選択されるのかを学ぶことができます。
最初は母国語の会話なのに何を言ってるかわからないかも知れません。会議が終わってすぐにすべてを理解することなど先輩は期待していませんので、聞こえてきた会話を片っ端からメモしましょう。議事録のとり方については、本コラムの本筋から離れてしまうので割愛しますが、1つだけアドバイスするならば、必ず会議終了後すぐに先輩のレビューを受けましょう。これには理由があり、

  • 記憶が新鮮なうちにレビューを受けることは、レビュワー、レビュイー双方が助かる
  • 時間がたつと何故か結論が変わっていることもある(会議以外の場で意思決定がなされることもある)

これらの悪影響を極力受けないようにするためです。もしあなたが議事録のレビューを先輩に求めても、あまり真剣に見てくれなくなったりするようになると、議事録係としてのステップは卒業と言えます(信用・信頼の貯金ですね)。
いかがでしたでしょうか。最初から大きなことはできなくてよいので、先輩が感じる「面倒くさい」「大変だ」というタスクを1つでも巻き取ることで、やがて「あいつには背中を預けられる」と思ってもらえるでしょう。

 


 

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