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第16回 OpenStackコミュニティへの貢献の仕方 (野田貴子) 2018年3月

こんにちはー。野田貴子です。今回は海外で公開されているOpenStack関係のコラムを意訳します。英語が苦手な方にとっては、日本語で要約版があると助かるのではないかと考え、日本語訳したものをご紹介いたします。 興味がある方はご参考ください。海外動向を理解する上での参考になれば幸いです。

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OpenStackを始めたばかりで何か貢献をしたいと考えている方には、OpenStack Foundation Community マネージャーが助けになります。エコシステムのテクニカルリーダーであるIldiko Vancsa、上流開発アドボケートのKendall Nelson、開発コーディネーターのMike Perezの三名で、みなさんが前進するためのヒントをお伝えしたいと思います。

私はOpenStackの初心者ですが、どのように貢献し始めればよいでしょうか?

今後のサミットに参加する予定がある場合は、そのサミットに数日早く赴いて、OpenStack Upstream Instituteに参加しましょう。これは1日半のトレーニングで、コミュニティの基本や定期的に使用するべきツールなどを教わることができ、貢献する手順を案内してくれます。

コミュニティとの交流を開始しましょう。見知らぬコミュニティに参加する際には慎重になってしまうかもしれませんが、私はかなりの時間OpenStackに参加してみて、もっと早くから参加しておけばもっと早く色々なことを学ぶことができてよかったと思っています。

OpenStackの役に立つ方法はたくさんあります。OpenStackへの貢献は単にコードを書くだけではありません。私たちは単なるコードではなく、コミュニティだからです。健全なコミュニティを維持するためには多種多様な専門知識が必要です。そのため、誰にでも何かしら貢献できることがあるのではないかと思います。

コードを書く以外の貢献の一例としては、Pieter KruithofがOpenStack Clientを改善するためにユーザー調査を行ったユーザーエクスペリエンスの作業が挙げられます。この作業はクライアントがどのようにOpenStack Clientを使用しようとしているかをフィードバックする上でとてもすばらしいものでした。

初期のトレーニングに参加した後でもコミュニティとのつながりを維持し、貢献し続けるためには、どんなツールやリソースを活用すればよいでしょうか?

OpenStack FoundationチームとDocumentationチームは協力して、新しいOpenStack 貢献者のためになる情報をContributor Portalにて提供してきました。ここにはコミュニティとしてどのような貢献ができるかというリストと、それらにみなさんが参加するための方法が掲載されています。

ベテランの貢献者のためのリンクもいくつか掲載されています。みなさん自身が参考にしてもいいですし、貢献者仲間に教えてあげてもいいと思います。

Developer Digest では、50以上のメッセージスレッド からなるやり取りを簡単に把握することができます。毎週数百件の電子メールに目を通す時間がない方は、この要約を読むようにしてください。これもまたコミュニティによる貢献で、みなさんがコミュニティに参加できる方法のひとつです。

OpenStackコミュニティの中で、私の助けが必要なのはどこでしょうか?

OpenStack Technical Committeeが、コミュニティによって提案された中から最も要望の高い作業5つ を決定しています。これらは私たちのコミュニティの中で助けを必要とする重要な部分にあたります。たとえば、OpenStackを使用するためにはドキュメントが非常に重要です。いくつかの出来事があり私たちはドキュメントチームの大半を失ってしまいましたが、現在は、普段はドキュメントが中心的な作業ではないメンバーも仕様を書いています。これはドキュメントチームにとって大きな助けになっています。みなさんもぜひ参加してみてください。

貢献者としてうまくやっていくためにはどうすればよいでしょうか?

コミュニティに参加したら、参加し続けることが必要です。たった数日でさまざまなメーリングリストに乗り遅れてしまいます。かなり圧倒的に感じるかもしれませんが、OpenStackの最新情報についていくことは案外簡単です。そのために注視しておくべき情報源を見極めておけばよいだけです。

  1. 何に貢献したいかを決めましょう。
  2. そのプロジェクトグループが関わっているさまざまなものを購読しましょう。
  3. IRCチャンネルに参加しましょう。
  4. 必要なメーリングリストを購読しましょう。大量のメールが届くものがあるので、フォルダのフィルタを設定しておきましょう。
  5. 参加しているプロジェクトのタグを使って、様々なメーリングリストのメッセージをフィルタリングしましょう。(例えば、クラウドキティプロジェクトの場合、件名には[cloudkitty]が含まれます。)

多くのOpenStackメーリングリストについていくのは難しいかもしれませんが、幸いなことに、OpenStack Dev Digest のようなOpenStack Blogでは、DevリストやUser Group Newsletterの最新情報の要約を見ることができます。

イベントに参加すればコミュニティのメンバーからOpenStackについて聞いたり学んだりすることができます。あるいは、みなさんがコミュニティに貢献できる方法を発見できるかもしれません。

以下はイベントの簡単な説明です。

  • Project Team Gathering(PTG) - リリースサイクルの開発段階の初めの6ヶ月ごと(Q1およびQ3)にプロジェクトチームが直接会合し、今後のサイクルの優先事項について議論し、複雑な問題の解決方法を迅速に確認し、重要事項に素早く対応します。かつてのDesign Summitが再編成され、半年ごとのサミット(フィードバック集め、要件収集、コミュニティ全体での議論が行われます)と、このPTG(実際の開発作業が行われます)に分かれました。詳しくはこちら
  • Forum - OpenStackコミュニティ全体(ユーザーと開発者)が集まり、次のリリースの要件をブレーンストーミングし、過去のバージョンに関するフィードバックを収集し、複数のリリースサイクルをまたぐ戦略的な議論を行います。 OpenStack Foundationが旅費を補助するTravel Support Programを提供しています。詳しくはこちら

みなさんの会社でOpenStackイベントに参加する許可が下りない場合は、OpenStack Foundationの旅行サポートプログラムを申請してみてはいかがでしょうか。

※本コラムは以下のブログを意訳したものです。
引用元
http://superuser.openstack.org/articles/tips-contributing-openstack/

※本コラムは原文執筆者が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。

 


 

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