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第17回 Queensリリースのクローズアップ (野田貴子) 2018年3月

こんにちはー。野田貴子です。今回は海外で公開されているOpenStack関係のコラムを意訳します。英語が苦手な方にとっては、日本語で要約版があると助かるのではないかと考え、日本語訳したものをご紹介いたします。
興味がある方はご参考ください。海外動向を理解する上での参考になれば幸いです。

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OpenStackの17番目のリリースがみなさんのクラウドで使用可能になるにあたり、我々SuperuserはこのQueensリリースとエコシステムに関するよくある質問に答えておきたいと思います。おまけ情報としてこのリリース名の由来をお伝えしておくと、オーストラリアのシドニー郊外のクイーンズパークから来ています。(こちら にリリースの命名経緯についての詳細があります。)

ユーザーの導入傾向を教えてください
  • 新しいワークロードで機械学習やエッジなどを使えるように、ユーザーはより多くの機能を備えたクラウドを望んでいます。
  • これには統合が重要です。大企業ではクラウド環境でミッションクリティカルなものをバックアップするアプリの需要が高まっているため、Queensリリースでは多数の高可用性機能が用意され、その中にはMasakarimulti-attach in Cinder block storage

block storageといった新しいプロジェクトが含まれています。マルチアタッチ機能を使用すると、複数の仮想マシンを同じボリュームに接続させることができます。つまり、使用中のマシンがダウンしても、別のマシンを使用して同じストレージにアクセスすることができます。

OpenStackのGPU機能の現状と目指すところを教えてください

今日のGPUは一般的に以下の2つの方法で実行されています。

  • PCIパススルー(欠点 - プロビジョニング後の手動設定が必要なので、時間がかかることがあります)
  • Ironicを使用して物理サーバ全体の管理する方法

基盤となるハードウェアの初期ユーザーには、eBayやCommonwealth Bankがいます。eBayは、TensorFlowとKubernetesをGPU上で重ねたハードウェアでIronicを使用しています。これらのコンポーネントの技術がOpenStackで完全にサポートされるようになれば、このユースケースはさまざまな環境や組織で主流になります。導入もずっと簡単になります。

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ueensリリースの新機能は仮想GPUのサポートです。 今Novaではクラウド管理者がvGPUリソースを要求してvGPUの解決策を設定できるようになっています。この機能は今のところIntel GVT-gとNVIDIA GRID vGPUをサポートしています。詳細についてはNovaのドキュメントを参照してください。

Queensの改良のうち、エッジコンピューティングにとって最も重要なものは何でしょうか?

エッジと関連性が最も高いものは、OpenStack-HelmLOCI、アクセラレーションサポートです。これらは多くのエッジ環境で必要なものです。

HelmはOpenStackサービスをコンテナ化し、それらをKubernetesポッドに入れます。 (シドニーサミットでAT&Tがデモをした生中継でこれが動作する様子を見ることができます)。

LOCIは軽量コンテナイメージのセットで、このプロジェクトはコンテナに対して、より小さく、携帯しやすく、低燃費なアプローチをとっています。そしてオペレーターは外部に定義を追加し、Kubernetesを使用してサービス全体の機能を管理することができます。

これらの機能を組み合わせることで、多くのOpenStack環境を簡単に導入し、更新を自動化し、従来のデータセンターのOpenStackデプロイよりも省エネで長期にわたってゼロタッチ運用することが容易になります。
面積が小さくなっています。 これらの特性はエッジデプロイにおいて非常に重要です。

OpenStackとコンテナ用の既存プロジェクトが多数ありますが、OpenStack-Helmは何に使えますか?

OpenStack-Helmは、Kubernetes上でOpenStackのライフサイクルを管理し、独立したサービスとしてOpenStackプロジェクトを実行するための、Helmチャートとツールのコレクションを提供しています。
OpenStackサービスをエッジに置いておきたい方や、更新手順をより簡単にするためにOpenStackサービスをコンテナ化したいユーザーにとって、有望なプロジェクトです。

Queensに貢献したエンドユーザーはどこでしょうか?

今回のリリースには合計158社が参加しました。 以下はコードの更新に携わったエンドユーザーの一例です。

  • AT&T
  • Verizon
  • Walmart
  • Universidade Federal de Campina Grande
  • Boston University
  • China Mobile
  • Deutsche Telekom
  • MIT
  • Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory
  • HFBank
  • Workday
  • University of Melbourne
次のリリース「Rocky」に向けた目標は何でしょうか?

今週、開発チームはダブリンで開かれているPTGにてRockyリリースの作業を開始します。 OpenStackの18番目のリリースは8月まで猶予がありますが、すでにわくわくするような機能がいくつか予定されています。

  • 引き続き迅速な更新作業を続けていく予定なので、ユーザーは好きなインストールパスを選んで2つ先のリリースにジャンプすることも可能です。
  • 最小帯域幅と帯域幅ベースのスケジューリングは実装されそうなネットワーク機能です。ストリーミングサービスで最低限のパフォーマンスを保証するために、NFVやクラウドサービスにとって特に関心が高いところです。
  • Rockyに対するコミュニティの目標の1つは、サービスを再起動せずともオペレーターが設定を変更できるように、サービス内で変更可能な設定を用意することです。

※本コラムは以下のブログを意訳したものです。

引用元
http://superuser.openstack.org/articles/queens-release-faq/

※本コラムは原文執筆者が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。

 


 

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