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第18回 2017年においてRailsを習得する価値があるといえる理由 (野田貴子) 2017年5月

みなさまこんにちは。野田貴子です。
ウェブ技術の進歩にともない、ウェブ開発者にも幅広い技術や知識が求められるようになってきていると感じませんか。昔とは違い、もはや一言語を書けるだけではこの世界で生き残れません。とはいえ新しい技術が瞬く間に増えていく中で、限りある自分の勉強時間を何に費やしたらいいのか不安に思ってしまう方もいるでしょう。

Quoraという知識共有サイトで、このコラムのタイトルとなった質問があがっていました。

What makes Rails a framework worth learning in 2017 ?
https://www.quora.com/What-makes-Rails-a-framework-worth-learning-in-2017

毎年似たような質問がさまざまな場所で聞かれていますね。今回はRailsの生みの親であるDavid Heinemeier Hansson(DHH)氏が回答していましたので、要約してみました。

DHH氏の回答
https://www.quora.com/What-makes-Rails-a-framework-worth-learning-in-2017/answer/David-Heinemeier-Hansson

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  • 2004年当時にRailsを学ぶ価値があった理由と同じ
  • Railsは早い段階から、今のJavaScriptのような複雑な世界になることを避けてきている
  • Railsの前提とは、「慣習を形式化し、価値のない選択肢を排除し、大きなデフォルトとなるフルスタックなフレームワークを提供すること」
  • この前提によって、開発者の生産性を飛躍的に向上させている
  • Railsはこの主義によって成功したが、同じ主義を持つ競争相手は登場していない
  • このことはRailsのイデオロギー的な大きい魅力である
  • Railsの価値について詳細をRails Doctrine(http://rubyonrails.org/doctrine/)に書いた
  • これを読めばRailsがあなたの役に立つかどうかがわかる
  • Railsは実用的でマルチパラダイムなWebフレームワークである
  • ReactのようにHTMLを作るだけとは違う
  • ReactやAngularのようなクライアントサイドのMVCが未来的だと思っている人にもRailsが向いている
  • なぜならそれらが使うデータには、バックエンドのドメインモデルが必要だから
  • 関数型プログラミングとイミュータブルさ(不変性)の利点を再発見したこの世界においてでさえ、今でも最も驚くほど美しく豪華な言語でいられるRubyを使うことができる
  • コードを見れば恋せずにはいられないよ
2017年現在のRailsの2つのアピールポイントまとめ

1)独創的でイデオロギー的な基盤があり、13年前と変わらず主流の選択肢として価値を発揮している

2)rails newコマンド(訳注:Railsプロジェクトを開始するためのコマンド)を実行した瞬間に、実用的でフルスタックな解決策を得られる

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要約の際に省いてしまった「驚異的な」「信じられないほど」「驚くべき」といった形容詞からもRailsへの愛を感じますが、感情論だけではなく、現実的に実用的で優れている理由も述べられています。

去年公開されたRails Doctrineはぜひ読んでみてください。このようにRailsの主義主張がまとめられたことはRails使用者にとってとてもよいことでした。

以前、同様の質問と回答を紹介したコラムはこちらにあります。
http://www.school.ctc-g.co.jp/ruby/columns/trans/trans13.html

RailsにはHTML、CSS、JavaScript、データベース、テストなどさまざまなものを扱える機能があるからこそ、過不足ない技術を身に付けることができます。そうしてジェネラリストになったあとは、その中からひとつずつスペシャリストを目指していくというのが、ひとつのキャリアプランになるのではないでしょうか。

みなさんは今、ご自身の技術力の道をどのくらいの深さまで伸ばしているでしょうか。

協力:DIVE INTO CODE株式会社 野呂浩良
https://diveintocode.jp/

 


 

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