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第48回 Windows上でRuby on Railsの開発を楽しむ (野田貴子) 2019年9月

今年5月にアメリカで開催されたMicrosoftの開発者向けイベントで、現在のWSL(Windows Subsystem for Linux)を強化したWSL2が発表されました。WSL2は以前のバージョンとは違い、仮想マシン上でLinuxカーネルが動作する本物のLinux環境です。これまでVMを使っていた開発者もそうでない開発者も、Windows上の開発環境としてWSL2には注目していることでしょう。

こちらに、WSL2でRuby on Railsの開発環境をセットアップしたブログ記事を紹介します。

Ruby on Rails on Windows is not just possible, it's fabulous using WSL2 and VS Code
https://www.hanselman.com/blog/RubyOnRailsOnWindowsIsNotJustPossibleItsFabulousUsingWSL2AndVSCode.aspx

私は長年にわたって、Windows上でRuby on Railsの開発を楽しむためにいろいろと試してきました。 私は13年前からWindowsでRubyを使っています。WindowsでのRailsの使い心地を良くするために、さまざまな素晴らしい試みがありました。しかし今、Windows 10はWSL(Linux用のWindowsサブシステム)でLinuxを実行できるようになり、さらにWindowsはWSL2を通して実際に出荷されているLinuxカーネルを使ってほぼネイティブの速度でLinuxを実行するようになったので、WindowsでRuby on Railsを使っているみなさんもぜひWSL2で作業を行うべきです。

(略)

私にとって、Windows(楽しい)とLinux(コマンドラインが楽しい)のバランスによるシナジー効果が非常に生産的であることが判明しました。 ここではGo、Rust、Python、.NET、Rubyなど、やりたいすべての作業を実行でき、2つの環境間をスムーズに移動することができます。 「VMで実行する」方法のように2つの環境が明確に分かれていません。 Linux内では「/mnt/c」からWindowsのファイルにアクセスでき、Windows内では「\wsl$」からLinuxのファイルにいつでもアクセスすることができます。

「rails server -b = 0.0.0.0」を実行して使用可能なすべてのIPをバインドしているため、WindowsからRailsサイトにアクセスするのと同じようにRailsを「localhost」で使用できることに注目してください。 これは私のマシンなので、私のローカルホストです(ネットワークの複雑さはWSL2が処理しています)。


私個人はDockerのLinux環境を使用して開発を行っていますが、WSL2もできるだけ早く試してみるべきだと思いました。

同じ内容のポッドキャストがこちらにあります。 https://rubyweekly.com/link/68398/web

 


 

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