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第76回 Project Monterey IDCのホワイトペーパー (野田貴子) 2022年6月

こんにちはー。野田貴子です。今回も英語が苦手な方向けに海外の人気コラムを意訳したものをご紹介します。
CTC教育サービスはVMwareのAWARD『VMware Learning Partner of the year 2021』と『VMware Certified Instructor Award 2021』ダブル受賞をしていていることからも高い評価を受けている研修を実施していると言えると思います。VMwareの研修に興味がある方は受賞と経験豊富なCTC教育サービスにご依頼ください!
※VMware研修コース (https://www.school.ctc-g.co.jp/vmware/index.html)


デジタルトランスフォーメーションによって、ITの立場は単なる企業のサポート役から、ビジネスの戦略的パートナーへと進化しました。世界中のIT企業は、絶えず変化するビジネスのニーズを満たすために、インフラストラクチャを最新化し続けています。 そしてITインフラストラクチャを最新化するための取り組みにおいて、次のような課題に直面しています。

  • 現在のデータセンターアーキテクチャは、従来のモノリシックワークロードの垂直スケーリングをサポートするように設計されている。そしてモダンなワークロードが、大量の東西に渡るデータトラフィックによってデータセンターネットワーキングの限界を押し上げている。これはワークロードから貴重なCPUサイクルを消費するだけでなく、ネットワークのサブシステムに負担をかけてしまっている。
  • ワークロードは、コンピューティングドメインをインフラストラクチャサービスと共有する。そのことで、サービスの品質、信頼性、セキュリティの問題が、ワークロードドメインとインフラストラクチャドメインの両方に同時に影響してしまう。
  • モダンなワークロードはデータセンターのアーキテクチャとハードウェアに独自の要件をもたらし、AIや機械学習などのアプリケーション固有のサイロが作られてしまう。これはIT管理者にとって大きな運用上の課題となっている。

VMWareによるIDCのホワイトペーパー『Project Monterey:すべてのワークロードを加速し保護するために進化するインフラストラクチャ』では、分散されがちなデータセンターアーキテクチャへの新しいアプローチを用いて、上記の課題解決に役立たせる方法が説明されています。インフラストラクチャサービスの負荷を軽減できるデータプロセッシングユニット(DPU)は、データセンターアーキテクチャの新しいバックボーンの一部となり、その結果、次のような効果が得られます。

  • CPUとメモリサブシステムのオーバーヘッドが削減され、ワークロード統合の強化とインフラストラクチャのパフォーマンス向上につながる。
  • インフラストラクチャプレーンが独立され、インフラストラクチャの全体的な信頼性を向上させる。
  • ゼロトラストコンピューティング環境が拡張され、インフラストラクチャのドメインとは別のドメインで物理的に実行されるワークロードに対応できる。

これらの洞察に満ちたIDCホワイトペーパーをダウンロード(ドキュメント番号US48794522、2022年3月発行)し、Project Montereyがどのように次世代アプリケーションのニーズを満たすために準備しているのかを読んでみてください。

※本コラムはVMware社が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。
原文:https://blogs.vmware.com/vsphere/2022/04/project-monterey-idc-whitepaper.html

 


 

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