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第20回 エンジニアと健康を考える - (2) エンジニアの食生活を考える (濱田康貴) 2019年7月

みなさんこんにちは。よいインフラ運用、できていますか?今回はエンジニアと健康を考えるにあたり、「食生活」という観点から掘り下げてみたいと思います。

食事は誰のため?

まず、大前提として食事には2つの目的があります。それは「生きるため」、そして「楽しむため」です。いわゆる空腹を満たす食事、意識して栄養を摂ろうとする食事は前者、親しい友人などと楽しむ会食は後者にあたるでしょう。
一方で、多忙で一瞬たりとも離席できずに自席で摂る食事は、どういう位置づけでしょう?食事のための移動時間すら勿体無いほど怠惰(けれども食事を楽しみたい)ということであればまだしも、納期に追われて離席すらままならない、勤務地周辺で"人間的な"食事をすることが難しい、ということであれば、これほど不幸なことはありません。
本来、食事は自分のためにあります。忙しいあなたに代わって誰かが食事を代わったところで、あなたのお腹は膨れません。逆に、あなたが食事の時間を犠牲にして得られるベネフィットとは何でしょう?
通常、お昼休みは1時間であることが多く、その間に昼食を摂ります。仮にお昼休みのうち30分を食事に充てたとして、月に10時間前後を職場での食事に費やすことになります。月に160時間勤務するとして、10時間の食事時間を5時間に減らしたところで、生産活動に充当する時間は3%程度しか増えません。また、食事だけが人生のすべてというわけではありませんが、時間には代えられない心身の健康を大きく損ないかねないことを考えると、どんなに多忙でも食事の時間はきちんと確保するほうが結果的にQoLを向上させ、ひいては質の良いアウトプットに繋がるのです。

野菜は1日300gを目標に

おやさい料理研究所 所長で栄養士のたかはしかよこさんは、2019年5月25日に開催されたインターネット老人会で、老人にやさしめのお料理を披露、「1日にお野菜は350g摂ろう」というライトニングトークをされました。詳しくは、たかはしさんのブログをご覧ください。当日のメニューは
・焼き餃子@ハナマサ
・中華風炊き込みご飯(鶏肉と干ししいたけ)
・キムチ(合成甘味料使われてないものを選択)
山田さんのピリ辛きゅうり僕らは奇跡でできている
キャベツのアチャール
ごぼうの胡椒炒め@山形
人参のアチャール@徳島
大根のニンニクスープ@和歌山生ニンニク
です。このメニューで1食お野菜300グラムを狙います。

fig01

fig02

炊き込みご飯が美味しそうです。

fig03

おやさい中心ですが、意外とお腹が膨れます。

fig04

キャベツも塩コショウで保存がききます。

fig05

ワンプレートでも美味しそうです。保存食と組み合わせれば、朝お弁当を作るのも楽にできそうですね。大根のにんにくスープで身体もあたたまります。

よい習慣を細く長く

野菜を1日350g摂取する。なかなか大変なことかも知れませんが、常備菜を活用することで、その目標達成難易度を下げることができますよね。よい習慣を続けることは、決して毎打席ホームランを打つかのような目標設定ではなく、とにかく毎試合打席に立つ、というような細く長くの目標設定にしましょう。
ときには「ここが踏ん張りどころ」という日があるのも仕方ありません。しかし、これが毎日続くようでは、あなたのエンジニア生命だけでなく本当に寿命を縮めてしまいますし、そもそも設計の瑕疵を実装で埋めようとするかのような、戦略の失敗を戦術で埋めようとするかのような無茶である、という意識を持ってください。

 


 

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