IT・技術研修ならCTC教育サービス

サイト内検索 企業情報 サイトマップ

研修コース検索

コラム

Inst. Tech View

CTC 教育サービス

 [IT研修]注目キーワード   Python  UiPath(RPA)  最新技術動向  Microsoft Azure  Docker  Kubernetes 

第45回 XenAppについて 2015年2月

今回のInst. Tech Viewは、XenAppについてについての話題です。

「XenApp 7.5を導入予定だが、XenApp 6.5のコースとXenDesktop7のコース、どちらを受講した方がよいか?」というお問い合わせを、以前いただいたことがあります。

お問い合わせの回答として、後者のコースをおすすめしました。
具体的には以下のコースです。

 ~Citrixアプリケーション・デスクトップ仮想化ソリューションの管理~  Managing App and Desktop Solutions with Citrix XenApp and XenDesktop 7.5(管理コース)
 http://www.school.ctc-g.co.jp/course/X011.html

上記コースは最近コース名が変わり、XenAppという言葉が入りました。お問い合わせをいただいた時点では、コース名にXenAppを含みませんでしたが、実は当時からコース内容として、XenAppの基本機能である「アプリケーションおよびサーバーデスクトップ配信」の内容は扱っていました。

以下に、XenAppという製品の最近の状況を、順を追って書かせていただきます。

XenDesktop 7.0 がリリースされた際に、XenAppが統合されてXenDesktop App Edition となりました。当時の状況は、以下コラムに詳しく書かれています。
 XenDesktop 7のアプリケーション配信を試す
 http://www.school.ctc-g.co.jp/columns/citrix/citrix10.html
コラムに図解がありますが、XenApp6.Xファームのアーキテクチャと、XenDesktop 7のFMA(FlexCast Management Architecture)では、アーキテクチャがまったく異なります。どちらも「アプリケーションおよびサーバーデスクトップ配信」を提供できますが、それを実現する内部構造が、根本から異なっているのです。

その後、XenDesktop 7.5がリリースされた際にXenDesktop 7.5 App Editionではなく、XenApp 7.5として復活しました。名前はXenAppに戻りましたが、アーキテクチャはFMAのままです。私が管理コンソールを実際に触った限りですが、XenDesktopおよびXenApp7.5は基本的に同一のソフトウェアのように見受けられます。XenAppのライセンスをインストールした場合は、XenDesktop特有の機能が無効化される(操作メニューがグレーアウトされ選択できない)ような動作をしていました。

また参考までとなりますが、次のリリースであるXenDesktopおよびXenApp 7.6が既にリリースされており、以下のCitrix社サイトにXenApp 7.6の新機能がまとめられています。
 XenApp 7.6の新機能
 http://www.citrix.co.jp/products/xenapp/whats-new.html
Citrix社サイトに記載されている新機能のいくつか(セッション残存機能等)はもともとXenApp 6.Xにあった機能です。FMAアーキテクチャへと変更された際に一旦無くなったのですが、7.6のリリースに伴い復活となりました。これにより、XenApp 6.Xからの移行を検討する企業も出てくると予想されます。

ここで話を戻しますが、冒頭のようなお問い合わせをいただいたケースではXenApp6.Xのコースではなく、以下のコースをおすすめしています。

■■■ コースの詳細情報 ■■■  ※価格はメルマガ配信時点の価格です。

X011:Managing App and Desktop Solutions with Citrix XenApp and XenDesktop 7.5(管理コース)
期間:5日間
価格:\340,000(税抜)

 


 

 [IT研修]注目キーワード   Python  UiPath(RPA)  最新技術動向  Microsoft Azure  Docker  Kubernetes