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第1回 トレンドのコンテナ技術「Docker」は様々な人にとって必要といえる (南波 真之) 2023年7月

皆さん、こんにちは。
南波真之(なんばさねゆき)と申します。

エンジニアにとって必要な知識とは、と聞かれたらなんと答えるでしょうか。エンジニアの皆さんであれば、ご自身の専任分野からの意見が出てくると思います。サーバの知識、クラウドの知識、プログラム言語の知識、などたくさん思い浮かんだのではないでしょうか。

「Docker」も多くのエンジニアが利用している技術で、 開発においては使われることが多いものです。Google Trendsを見ても右肩上がりのトレンドになっていることがわかります。

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開発で使われることが多いDockerとは

私の経験ですがエンジニアの勉強をしていた数年前、Dockerを学んでいました。Dockerは、公式ドキュメントの「Docker 概要」を参考に説明すると、コンテナ技術を使った仮想環境を作成・移動・実行するためのプラットフォームで、Docker社が開発したオープンソースソフトウェアです。

コンテナ技術とは、ホストOS(WindowsやMac、Linuxなど)のカーネルを使ってコンテナ(仮想的に分離させた領域のこと)の中のプロセスを動かしています。そのため、消費するリソースが少なくて済む点や起動がとても速くなる点がポイントになります。他のアプリとの競合なども気にせずにプログラムを開発実行をする事ができます。

コンテナを使っての開発は、コンテナイメージというコンテナ環境の設計図のようなものを使って作ります。Dockerでは、DockerイメージというものをWeb上にあるDocker Hubというところから取得してくると、そのDockerイメージと全く同じ環境がすぐに作れるようになります。開発時には複数のエンジニアでプロジェクトを進めていくことも多いですので、環境をあわせて開発やテストができるようになります。

技術を学ぶ際や、企業、開発プロジェクトによってはDockerを使うことがベースになっているケースもあります。そういった際にコンテナ技術を理解し、Dockerを使えないと仕事にならないこともありますので学んでいる人が多い技術と言えます。

Dockerは、エンジニアはもちろん非エンジニアでも知識があると良い

Dockerについては、メインで使うのはプログラマーやアプリケーションエンジニアなどです。実際に環境を構築し、開発をしていく上では必須の知識です。クラウドネイティブの時代において、今後Dockerを使っていく必要がある方はもちろん、初心者エンジニアの段階の方も使いこなせるようになることで、環境における他のアプリケーションやパッケージによる競合やエラーの問題などを避けることができます。
また、非エンジニアの方でも、特に開発系のエンジニアと一緒に仕事をすることがある場合には知識として理解しておくべきものといえます。

コンテナ技術に興味がある方は

お読みいただいているコラムを掲載しているCTC教育サービスは、国内でトップクラスのエンジニア教育コンテンツを提供しています。おすすめの研修を記載しておきますのでご興味がある方はご覧の上、ぜひお問い合わせください。

コンテナ(Docker/Kubernetes)の研修・教育一覧
https://www.school.ctc-g.co.jp/containers/

Docker入門
https://www.school.ctc-g.co.jp/course/DO001.html

【新コース】Docker入門2
https://www.school.ctc-g.co.jp/course/DO002.html

 


 

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