IT・技術研修ならCTC教育サービス

サイト内検索 企業情報 サイトマップ

研修コース検索

コラム

技術者のためのほにゃららら

CTC 教育サービス

 [IT研修]注目キーワード   Python  UiPath(RPA)  最新技術動向  OpenStack  システムトラブルシュート 

第11回 ドキュメントが得意になる方法 その2 (吉政忠志) 2013年5月

 改めまして、このコラムを担当する吉政創成の吉政でございます。CTC教育サービスのマーケティング支援を行っているご縁から、この「技術者のほにゃららら」というコラムを月刊連載しています。「ほにゃららら」というのは40歳前後以上の方でないとぴんと来ないかもしれません。「XXXXX」や「なんとか」のような意味です。ちょっと大きな会社の役員をしていたこともあり、技術者の面接で経験したことや、XMMやLinux、Ruby、Ruby on Rails、PHPの認定試験を運営支援する中で感じたことなど、技術者の方々に役に立つような内容を中心に書いていきます。第11回は「ドキュメントが得意になる方法 その2」ということで、第三者のお墨付きの作り方について書いてみます。

 ※第10回「ドキュメントが得意になる方法」についてはこちらをご覧ください。

 前回、良いビジネスドキュメントを書くためには、客観的な情報が必要なことを書きました。それは、ビジネスドキュメントには自身の主張に加えて、第三者の裏付けがなくては、単純な感想文になってしまうからです。また、何かを判断するドキュメント受領者も判断がしにくいため、直接聞いたり、議論が発生したりと、ビジネスの効率が悪くなるからです。

 では、第三者の裏付けはどのようなものがあって、どのように収集するかを書いてみます。
 裏付けの種類は以下の大きく2種類があると思います。

  1. 調査データ
  2. ステートメント(権威がある人の発言)

 調査データはよく知られていると思うのですが、「ステートメント」は意外に知られていません。「調査データ」は有料なことが多く、全て購入するわけにはなかなかいかないですよね。その時にステートメントは意外に効果的です。

 では「ステートメント」はどのようなものか定義します。

  1. テキスト文章で公開されているもの
  2. 公開場所が発言者の公式サイトや大手ニュースサイトなど権威があるサイトであること
  3. 比較的新しい発言であること(5年前、10年前では状況が変わっているので、ステートメントとしては相応しくない場合が多いです)

 では、次にステートメントの集め方をお伝えします。

  1. ステートメントがほしい「キーワード」もしくは「人物名」で「ニュース」項目で検索すること
  2. 自分がほしいステートメントの名詞のみ抜き出して検索エンジンで一般検索すること
  3. 検索設定で検索期間を最新の2年程度以内にすること

 この方法を用いて、片っ端からページを見ていくことです。そして、その中から良いものを抜き出してステートメントを作成します。

 ここで重要な事を以下に記載します。

  1. 転載することになるので、そのサイトに記載されている転載方法にのっとって転載してください。あるサイトでNGでも別サイトでOKということは割とありますので、転載不可と書いてあっても、同じ内容を別サイトで見つけてみてください。
  2. 転載する場合は原文をそのまま記載し、編集しないでください。文意が変わることがあります。
  3. 転載するときには必ず、転載文章の末尾に「発言者名」「発言日」「引用サイト名」を記載し、原文へのリンクも忘れずにお願いします。

 最後に小ネタですが、ステートメントを探しているときに、いいページは必ず、PDF化したり、ページを保存して保管しておいてください。意外にあとから探そうとしても見つからなかったり、削除されてしまうこともあります。ページをたくさん開くと、ブラウザがダウンしやすいので、保管の習慣があると助けられる時が必ず来ます。

 続いて調査データの見つけ方について簡単にふれます。調査データの見つけ方は「必要なキーワード」+「調査データ」or「市場データ」or「調査結果」or「レポート」などで検索すれば出てきます。この方法は多くの方が行っている方法なので、注意するべきことのみを以下に書きます。

  1. 調査データは必ず掲載サイトの転載方法を確認ください。WEBに掲載されている情報であれば転載OKと思われている方もいますが、調査会社が調査したデータはWEBに公開されても転載は有料としている会社もあります。特に国内の調査会社のデータは注意が必要です。
  2. 自己責任でお願いしたいのですが、転載許可を取るべくそのサイトに連絡しない方がいいです。返事がないか、価格表が届くことが多いです。転載許可を出す方も確認作業が多いので転載許可を出しにくいですし、営業チャンスと思う会社も多いです。そこで、そのサイトの転載方法のページとそのページをキャプチャーし、転載した時点で転載することが可能なことを証拠として保管しておくのが良いと個人的に思います。(実施する場合はあくまで自己責任でお願いします)
  3. Web公開されている調査データを転載するのは意外にリスクがあるので、外部公開するドキュメントに記載する場合は、やはり買った方が安全ですし、いい情報を得られるので、一番いいのは調査データを買う事だったりします。

 最後に、いい情報を得るためにはネット検索をたくさんしなければなりません。ネット検索を楽にするには、軽いブラウザが一番です。私は最近、FirefoxとChromeを使っています。ブラウザで検索スピードはかなり変わります。またChromeを使用しているのはGoogle系のサービスは機能面や障害面でChromeが一番良く、安定しているからです。面白いのはGoogleAnalyticsやGoogleAdwordsをie、Firefox、Chromeで同時に開くと、あるブラウザでは障害で表示できないのに、Chromeだけは閲覧できるというのは割とあります。GoogleにはGoogleのブラウザが一番ということですね。

 それでは、今日はこの辺で、失礼いたします。
文章力をアップして、素晴らしい職業人生を歩いてください。

 


 

 [IT研修]注目キーワード   Python  UiPath(RPA)  最新技術動向  OpenStack  システムトラブルシュート