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第33回 RailsConf 2018レポート(日本語訳) (野田貴子) 2018年8月

こんにちはー。野田貴子です。
今月も海外のRailsコラムを意訳してご紹介します。ご参考になれば幸いです。

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Railsコミュニティで一番大きなイベントであるRailsConf 2018が、4月にアメリカのペンシルベニア州で開催されました。

RailsConf 2018

https://railsconf.com/

数々の講演の動画はこちらのサイトで閲覧することができます。

Confreaks TV | railsconf2018
http://confreaks.tv/events/railsconf2018

RailsConf 2018を振り返るのに十分な時間が取れない方のために、これらの講演の中からいくつかをピックアップしてみたいと思います。

まずは、Ruby Weeklyに掲載された3つの講演を紹介します。

Ruby Weekly

https://rubyweekly.com/

『オープニング基調講演:FIXME』

原題:Opening Keynote: FIXME
講演者:David Heinemeier Hansson

こちらの1時間の基調講演の中でDHH氏は、近代的なソフトウェアやRails自体の構築に関するハイレベルな考察や哲学をプレゼンしました。そのほとんどは、「leaky abstractions(漏れのある抽象化)」を取り入れるための障壁を減らすことについてでした。

『基調講演:Rails 6の将来:デフォルトでスケーラブル』

原題:Keynote: The Future of Rails 6: Scalable by Default
講演者:Eileen Uchitelle

Railsは「フィッシャープライス(おもちゃブランド)のインフラ」のようにスケールできるものでしょうか?答えはYESですが、スケールはまだそれほど簡単にはいきません。こちらの講演では、Rails 6を今までで一番スケーラブルなものにするために実施された試行錯誤を見ていきます。

『クロージング基調講演』

原題:Closing Keynote
講演者:Aaron Patterson

DHH氏のオープニング基調講演と対をなす講演で、Rubyを速くすること、Unicodeホワイトスペース、Rubyのガベージコレクションの調整、などが取り上げられました。技術的な内容は10分あたりから始まります。

次に、上述したRailsConfの動画一覧の中から私が気になったものをピックアップしてご紹介します。

『機械的な自信の持ち方』

原題:Mechanically Confident
講演者:Adam Cuppy

自信は単に自己暗示の結果である、というのは鶏と卵の問題です。もし自分に自己暗示の能力があると信じていたらそうしていたでしょう。しかしそんな自信があるならば、そもそも自己暗示をかける必要はありません。案外難しい問題です。
上級者や熟練者はみな、不確実性を包み込んで自信をつくる特定の習慣やルーチン、プロセスがあると話しています。オスカー賞を取る俳優はリハーサルをし、プロのドライバーは何周も練習し、シェフは下準備をします。
この講演は、みなさんが自信を身に着けるための習慣やルーチン、練習を理解して今後に活かす助けになるでしょう。

『GraphQL:JSON APIへの新しい道筋』

原題:The GraphQL Way: A new path for JSON APIs
講演者:Nick Quaranto

RailsでJSON APIを何度か書いたことはありますか?一度は「render::json」コールの実装を避けたとしても、すぐにまたJSONデータをネイティブクライアントやフロントエンドフレームワークに渡す必要が出てきます。みなさんのRailsアプリケーションは変化していくかもしれませんが、JSON APIの落とし穴はいつも同じです。理解するのが難しく、クライアントサイドから変更するのが難しく、ドキュメント化するのに苦労します。みなさんの次のアプリケーション、あるいは現行のアプリケーションでは、GraphQLの導入を検討してみませんか。私はみなさんのアプリでGraphQLを実装する方法を示し、既存のRailsアプリケーションでこれを動作させた経験による現実的なアドバイスをしていきます。

『不思議の国の世界へ:レガシーコードの冒険』

原題:Down The Rabbit Hole: An Adventure in Legacy Code
講演者:Loren Crawford

レガシーコードは予測不可能で理解しにくいものです。そんなレガシーコードにたずさわっている人は大勢いますが、レガシーコードの主な苦痛ポイントとそれらの根本的な原因を理解することが重要です。この講演を聞き終えた後みなさんは、レガシーコードを理解し、改善し、さらには好きになるための実践的な戦略を手にしていることでしょう。

『お母さんが長期間働くためには』

原題:Keeping Moms Around for the Long Term
講演者:Tess Griffin

この講演では、プログラミングコミュニティの女性が悪戦苦闘した経験や、なぜ彼女たちの大半が育休中や育休後に仕事を辞めなければならなかったのかについて語ります。もしみなさんが子供のいる友人に残ってもらいたかったり、母親従業員の成長をサポートしようとしている会社に努めているならば、この講演は役に立つと思います。

『Railsチュートリアルの10年間』

原題:Ten Years of Rails Tutorials
講演者:Michael Hartl

入門のRailsチュートリアルを通して、Railsがこの数年間でどのように進化してきたのかを見てみましょう。REST以前のRailsに驚き、Merbとの合併を生き抜き、新しいアセットパイプラインに喜びと苦しみを感じ、テスト技術の向上、進化、簡素化を体感しましょう。Railsの来た道と、Railsの今ある姿に対する一層深い理解を得ることができるでしょう。

 


 

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