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第32回 オープンインフラの世界:OpenStack Foundationの最新情報(August 2019) (野田貴子) 2019年9月

こんにちはー。野田貴子です。今回は海外で公開されているOpenStack関係のコラムを意訳します。英語が苦手な方にとっては、日本語で要約版があると助かるのではないかと考え、日本語訳したものをご紹介いたします。 興味がある方はご参考ください。海外動向を理解する上での参考になれば幸いです。

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OpenStack Foundation Open Infrastructureの最新版ニュースレターへようこそ。オープンインフラプロジェクトの最新の開発状況や活動、イベント、ユーザーに関するダイジェストをお伝えします。ニュースレターを受け取りたい方はサインアップをしてください。貢献されたい方はcommunity@openstack.orgに電子メールをお送りください。

オープンインフラサミット上海のアジェンダにご注目

オープンインフラサミット上海のアジェンダが今週公開されました! 11月4〜6日に上海のグローバルコミュニティに参加して、以下を体験しましょう。

  • 技術コミュニティのリーダーや組織による30以上のオープンソースプロジェクトの基調講演やブレークアウトセッション:
    • 300,000コアのOpenStack環境を実行し、1か月あたり30,000 CPUコアの割合で急速に成長しているByteDance(TikTokの作成者)の本番環境で成長中のOpenStackクラウドの管理
    • WalmartLabsの自己管理Kubernetesクラスターの監視および自動スケーリング機能
    • China UnionPayのStarlingXを使用した非接触型決済システムのための安全なエッジインフラ
    • China MobileからOpenStackでパブリッククラウドを実行する方法
    • RabbitMQと、LINE(日本で最も人気のあるメッセージングアプリ)のOpenStackとの統合
    • OSFプロジェクト(Airship、Kata Containers、OpenStack、StarlingX、Zuul)からのプロジェクト最新情報とオンボーディング
    • フォーラムでの共同セッション。ここではオープンインフラのオペレータと上流開発者が集まり、オープンソースインフラの未来を共同計画し、アップグレードからネットワーキングモデルに至るまでのトピックと貢献を開始する方法について議論します。
    • ソフトウェアを構築する開発者とオペレーターから直接入手したオープンソース技術に関するハンズオントレーニング
    • サミットの後にはプロジェクトチームギャザリング(PTG)が続きます。さまざまなオープンソースの貢献者チームとワーキンググループが作業を完了させるために集まり、特に新しいチームメンバーのオンボーディングに焦点を当てます。

来週、太平洋時間で8月14日午後11時59分(中国標準時間で8月15日午後2時59分)にn値上がりする前に、みなさんやみなさんのチームを上海サミットに登録しましょう。組織が新しい人材を募集している場合、または新プロジェクトの公開に関するニュースをシェアしたい場合は、summit@openstack.orgに連絡してサミットにスポンサーとして参加してみてください。

OpenStack Foundation
オープンインフラサミット
  • コミュニティ貢献者賞のノミネートは、10月20日7:00 UTCまで受け付けています。Airship、Kata Containers、OpenStack、StarlingX、ZuulいずれかのFoundationプロジェクトのコミュニティメンバーをノミネートできます! 受賞者は上海のサミットで発表されます。
  • 登録受付中です。サミットのチケットでPTGにも参加できます。早割価格でチケットを購入すればチケット代を節約できます。登録にはUSDまたはRMB(fapiaoを使用)の2つの方法があります。
  • オープンインフラで革新している組織をご存知でしたら、9月27日までにスーパーユーザー賞にノミネートしてください。
  • 中国のビザが必要な方は今すぐ作業を開始してください! こちらに情報があります
  • サミットのスポンサーになって、みなさんのブランドにスポットライトを当てましょう! 詳細はこちらをご覧ください
  • トラベルサポートプログラムも利用できます。8月13日までに申請してください! 
プロジェクトチームギャザリング
  • PTGの出欠確認をプロジェクト/グループ/チームリードに送信しました。これの回答締め切りは8月11日です。チームリードの方でこのメールを逃した方は、できるだけ早くKendall Nelson([knelson@openstack.org](mailto:knelson@openstack.org)にご連絡ください。
  • 登録受付中です。PTGのチケットはサミットの登録に含まれています。早割価格でチケットを購入すればチケット代を節約できます。登録にはUSDまたはRMB(fapiaoを使用)の2つの方法があります
  • トラベルサポートプログラムも利用できます。8月13日までに申請してください! 
Airship:インフラの向上
  • テクニカルコミッティーの選挙に続いて、Airshipプロジェクトは初めてのワーキングコミッティーの選挙を開催しています。ワーキングコミッティーとは、プロジェクト戦略への影響、単一プロジェクトのコアレビューア間またはAirshipプロジェクト間で不一致がある場合の仲裁、プロジェクトのコア原則の定義、マーケティングおよびコミュニケーションの実行、最終的にエコシステムの支援とプロジェクト管理の提供を支援をすることを目的としています。ワーキングコミッティーの投票が終了すると、Airshipは選出された人がリーダーシップを発揮する100%コミュニティ主導のオープンソースプロジェクトになります。
Kata Containers:コンテナの速度、VMのセキュリティ
  • Kata Containers 1.8が7月24日にリリースされました。この最新リリースは、QEMUハイパーバイザーをQEMU-liteベースから上流のQEMU 4.0にアップグレードします。Kataテンプレートコードは上流のx-ignored-sharedを使用するように更新されます。Firecrackerハイパーバイザーも0.17に更新され、KataはFirecrackerのjailerの使用をサポートするようになり、ホスト上のVMM用に追加のセキュリティ分離が用意されました。virtio-fsの修正と使いやすさの改善も導入されました。
  • Kata Containers 1.9 Alphaリリースも作成されました。10月中旬にリリースされる予定の1.9リリースでは、Kataは新しいハイパーバイザーであるACRNのサポートを導入します。こちらで最新のKata Containersリリースをご覧ください。
  • Kataコミュニティは来たるオープンインフラサミットで5つの講演が受け入れられました。再び重要な存在感を示すことを楽しみにしてます。こちらでKataセッションの完全なラインナップをご覧ください。
OpenStack:プライベートクラウドとパブリッククラウドを作成するためのオープンソースソフトウェア
StarlingX:分散エッジ向けの完全な機能を備えたクラウド
  • 上海で開催される今後のオープンインフラサミットのStarlingXセッションのリストはこちらをご覧ください! 
  • 2.0リリースの準備として、コミュニティは今週新しいブランチでRC1をカットしました。8月末にリリースされる際に高いコード品質を保証するため、安定したコードベースのテストは引き続き進行中です。
Zuul:壊れたコードのマージを停止する
  • 9月24〜26日、アトランタのAnsibleFestでZuulコミュニティに参加してください。
  • 来たる上海でのオープンインフラサミットに関するZuulセッションのリストをこちらで参照してください。
OSFが見つかるオープンインフラコミュニティイベント

August

September

October

November

  • 4~6日 Open Infrastructure Summit - 中国の上海
  • 5~8日 PTG - 中国の上海
  • 18~21日 KubeCon+CloudNativeCon - カリフォルニア州サンディエゴ
    • ヒルトンベイフロントホテルにて、11月18日月曜日にOSFレセプションあり
    • OSFブース
質問、フィードバック、貢献

このニュースレターはOpenStack Foundationのスタッフが編集し、オープンインフラのコミュニティを紹介しています。みなさんからの連絡をお待ちしています! 

共有したいフィードバックやニュース、出来事がある場合は、community@openstack.orgから私たちに連絡をお願いします。ニュースレターを受け取りたい方はこちらでサインアップしてください。

※本コラムは以下のブログを意訳したものです。 引用元 https://superuser.openstack.org/articles/inside-open-infrastructure-the-latest-from-the-openstack-foundation-2/ ※本コラムは原文執筆者が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。

 


 

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