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Microsoftの900番台試験(Fundamentals)とは?AZ900、AB-900、PL-900、AI-901、DP-900の違いを紹介! (CTC教育サービス) 2026年3月

Microsoft認定資格の900番台「Fundamentals」とは?
ITキャリアの第一歩となる基礎レベルの資格

Microsoftが提供する認定資格の中でも、900番台は「Fundamentals」(ファンダメンタルズ)シリーズに分類され、各テクノロジー分野の基礎知識を証明するものです。これらの資格は、IT分野でのキャリアをスタートさせたい方、あるいは異業種からIT分野への転職を目指す方にとって、まさに第一歩となる重要な位置付けにあります。

例えば、クラウド未経験者やMicrosoftの各サービスに馴染みがない方でも、体系的な学習を通じて基礎を習得し、その知識を資格として客観的に証明できる点がFundamentalsの大きな魅力です。専門的なスキルは求められず、各サービスの概要、主要機能、ビジネス上の利点、利用シナリオ、セキュリティ、コスト管理といった基本的な概念が問われます。これにより、ITの専門知識がないビジネスパーソンでも、IT部門との円滑なコミュニケーションやDX推進への貢献が期待できるようになります。また、エンジニアにとっても、将来的な専門領域への足がかりとして、学習ロードマップの出発点にもなります。

なぜ今Fundamentals資格が注目されているのか

現代社会において、クラウドコンピューティングの普及、急速なAI活用、デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速は目覚ましく、企業はIT人材の育成と確保に喫緊の課題を抱えています。

まず、クラウドサービスが企業ITのインフラとして当たり前になった今、多くのビジネスパーソンがクラウドの基本概念を理解することが求められています。また、ノーコード・ローコード開発ツールであるPower Platformの台頭や、AI、データ活用がビジネスの競争力を左右する時代において、これらのテクノロジーに関する実践的な研修の必要性も企業にとって課題となっています。

Fundamentals資格は、特定のベンダーであるMicrosoftの製品に特化しつつも、クラウド全般、データ、AIといった汎用的なIT基礎知識を習得できるため、キャリアの幅を広げたい個人だけでなく、社員のリスキリングやスキルアップを推進したい企業にとっても、公式な資格として知識を証明できるため、社内外での信頼性も向上します。

5つの主要な900番台試験を徹底比較!

5つの主要な900番台試験を徹底比較!

AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals

AZ-900は、Microsoftが提供するクラウドプラットフォーム「Azure」の基礎知識を問う資格です。
クラウドの概念(スケーラビリティ、可用性、エラスティック性など)、Azureのコアサービス(コンピューティング、ネットワーク、ストレージ、データベースなど)、Azureのアーキテクチャ、セキュリティ、ガバナンス、プライバシー、コンプライアンス、およびコスト管理といった領域が出題範囲です。
AZ-900合格を目指して学習することで、クラウドの基礎からAzureの主要サービスがビジネスにどう貢献するかを理解し、クラウドの概念を理解し、Azureのサービスを業務にどう活用できるかの基本的な見識を養うことができます。

AB-900: Copilot and Agent Administration Fundamentals

AB-900は、Microsoft 365 および Microsoft 365 Copilot、エージェントの安全な導入・管理の理解を問う資格です。
Microsoft 365環境(Outlook、SharePoint Online、Teamsなど)にCopilotやAIエージェントをどのように導入し、安全に管理するかを問われます。従来のMicrosoft 365の900番台試験といえば「MS-900: Microsoft 365 Fundamentals」でした。しかしMicrosoftのAIスキル強化へのシフトが背景となり、MS-900は2026年3月31日に廃止され、AB-900への移行がすすめられています。

PL-900: Microsoft Power Platform Fundamentals

PL-900は、ローコード・ノーコード開発プラットフォーム「Microsoft Power Platform」の基礎知識を問う資格です。
Microsoft Dataverse を起点に、Power Apps(カスタムアプリ作成)、Power Automate(自動化)、Power BI(データ分析)、Microsoft Copilot Studio(旧 Power Virtual Agents:チャットボット)の各コンポーネントの概要、それぞれのビジネス価値、およびPower Platform全体のビジネスにおける活用シナリオが問われます。PL-900合格を目指して学習することで、プログラミング知識がなくても業務改善やDX推進に貢献したいビジネスパーソンにとって、日々の業務課題をテクノロジーで解決する視点とスキルを習得できます。

AI-901: Microsoft Azure AI Fundamentals

AI-901は、Microsoft Azure上での人工知能(AI)サービスに関する基礎知識を問う資格です。
AIの一般的な概念、機械学習、コンピュータビジョン、自然言語処理、生成AIといった主要なAIワークロードの概要、およびMicrosoft Foundry(旧Azure AI Foundry)の利用方法が問われます。AI-901合格を目指して学習することで、AIに興味がある方、AI関連のプロジェクトに携わる可能性のある方が、AIがビジネスにどのような価値をもたらし、どのように活用できるかの基本的な理解を深めることができます。

DP-900: Microsoft Azure Data Fundamentals

DP-900は、Microsoft Azure上でのデータ処理とデータ分析に関する基礎知識を問う資格です。
データの概念(リレーショナルデータ、非リレーショナルデータ)、Azure上のデータサービス(Azure SQL、Azure Cosmos DB、Azure Storageなど)、データ分析(Power BIなどとの連携)の概要が問われます。DP-900合格を目指して学習することで、データ分析やデータベース管理のキャリアを目指す方にとって、データの種類や利用シナリオやAzureが提供するデータ関連サービスを理解することで、データ活用の基盤となる知識を築きます。

あなたに最適な試験はどれ?目的別診断とMicrosoft認定トレーニングの紹介
クラウドインフラエンジニア・IT営業・PMなら「AZ-900」

将来的にクラウドインフラの設計、構築、運用に携わるクラウドインフラエンジニアを目指すのであれば、AZ-900は最も重要な資格です。

⇒ おすすめの研修

この研修では、クラウドの基本的な仕組みとAzureの主要なインフラサービスを体系的に学習します。インフラエンジニアであれば、AZ-900のトレーニングで得た知識は、その後のAzure Administrator Associate (AZ-104) やAzure Solutions Architect Expert (AZ-305) などの上位資格への足がかりとなり、専門性の高いキャリアパスを着実に進むための土台となります。また、IT営業やPMにとっても、Azureクラウドに関する網羅的な理解を習得する最も初級の認定資格のため、昨今のクラウド市場の拡大に伴い、非常に高い注目を集めています。

社内のIT環境やCopilotの導入・管理を担当するなら「AB-900」

企業のIT部門に所属し、Microsoft 365環境でのCopilot/エージェントの管理や社員へのサポート、またはMicrosoft 365 の提案や導入の担当者であれば、AB-900の資格がおすすめです。

⇒ おすすめの研修

この研修では、Microsoft 365の各サービスの機能やCopilot、AIエージェントを理解することで、日々の業務における管理タスクやMicrosoft 365 Copilotを活用したIT環境の構築・運用に貢献できます。AB-900のトレーニングは、基本機能の理解だけでなく、サービス全体の管理に必要な視点を理解することができます。

業務改善やDX推進に興味があるなら「PL-900」

プログラミング経験がなくても、自身の業務効率化を図りたい、または部署や全社的なDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に貢献したいと考えているビジネスパーソンには、PL-900の資格が最適です。

⇒ おすすめの研修

Power Platformは、ローコード・ノーコードで業務アプリケーションや自動化フロー、データ分析レポートを作成できる強力なツール群です。PL-900の研修では、これらのツールの基本概念とビジネスにおける活用方法を学習し、自らの手で業務課題を解決できる可能性を広げます。企業の「資格取得支援」の対象となることも多いでしょう。
実際に、目の前の業務に関する効率化の課題を持っているのであれば、実機を使って不明点もすぐ質問できる研修は特におすすめです。

AIやデータサイエンス分野に進みたいなら「AI-901」「DP-900」

AIやデータサイエンスは、現代ビジネスにおいて最も注目される分野の一つです。この分野でのキャリアを目指しているのであれば、AI-901とDP-900の両方、または関心の高い方から研修を始めることをお勧めします。

⇒ おすすめの研修

特に「AI時代」とも言われている現在の基礎知識の証明として注目度が高まっているAI-901はAIの基本的な概念とAzure上のAIサービス活用に焦点を当て、データ分析や機械学習の基礎を理解するためのトレーニングとなります。一方、DP-900はデータの種類、データベース、データ分析の基礎に焦点を当て、データ活用の基盤となる知識を深めます。
これら2つの資格は、データに基づいた意思決定やAIソリューション開発の第一歩として価値のある資格と言えます。

900番台試験の学習方法と受験のポイント
公式無料学習リソース「Microsoft Learn」や認定トレーニングを最大限活用しよう

Microsoft Fundamentals資格の研修において、おすすめの無料学習リソースは、Microsoftが公式に提供している「Microsoft Learn」です。これは完全に無料で利用できるオンライン学習プラットフォームで、各試験の出題範囲に沿ったモジュールが豊富に用意されています。テキストベースの解説だけでなく、サンドボックス環境で実際にAzureやMicrosoft 365のサービスを試せるハンズオンラボも含まれており、実践的なトレーニングが可能です。この公式リソースを最大限に活用し、体系的に知識を習得することが、合格への近道となります。
まとまった時間で講師にしっかり教わる、講師に不明点を質問するならMicrosoft認定トレーニングがおすすめです。CTC教育サービスは認定講師による講座が会場やZoom(Liveオンライン)から受講できます。Liveオンラインは会場に行く移動時間も価格もコストパフォーマンスが高く、演習の環境も通常の会場の研修と同じのため、大変満足度が高いと評価いただいています。

試験の出題範囲と形式

各900番台試験には、詳細な「スキル測定の目標」(出題範囲)が公開されています。Microsoft Learnの各コースや試験の詳細ページで確認できます。試験形式は主に選択式問題で、複数選択、ドラッグアンドドロップ、ケーススタディ形式など、多様な形式が含まれることがあります。設問は、単なる知識の有無だけでなく、特定のシナリオに対する適切なサービスの選択や、コンセプトの理解度を問うものが多く出題されます。「トレーニング」の際は、単語を暗記するだけでなく、その概念やサービスがどのようにビジネスに活用されるかを理解することが重要です。

模擬試験で実力をチェック

本番の試験前に、模擬試験を受験することは非常に効果的な「研修」の一環です。Microsoft Learn内で提供される練習問題や、CTC教育サービスの各トレーニングに付随するスキルチェックを活用することで、自身の知識レベルを客観的に把握し、苦手分野を特定できます。模擬試験を解くことで、本番の試験時間配分や問題形式に慣れることができ、自信を持って試験に臨むことができます。間違えた問題については、なぜ間違えたのかを徹底的に分析し、繰り返し復習をしましょう。

受験申し込みから当日までの流れ

Microsoft認定「資格」試験の受験申し込みは、Microsoftの認定Webサイトを通じて行います。通常、ピアソンVUEという外部のテスト配信プロバイダーを通じて予約します。受験はテストセンターでの受検と、オンラインでの監督付き受検(OnVUE)の2つの形式があります。

申し込み手順
  1. Microsoft認定Webサイトで受験したい試験を選択。
  2. ピアソンVUEのサイトへリダイレクトされ、アカウントを作成またはログイン。
  3. 受験形式(テストセンターまたはOnVUE)、日時、場所を選択し、受験料を支払う。
    ⇒CTC教育サービスの研修は「試験バウチャー付き」でのお申込みも可能なため、学習と受験の支払いを一度に済ませられます。
試験当日の注意点

テストセンターの場合: 指定された時間に余裕を持って到着し、身分証明書(2点必要)を提示します。持ち物や持ち込み制限に注意してください。
OnVUEの場合: 事前に受験環境(部屋、PC、ネットワークなど)のテストを行い、試験開始時刻までに監督者との接続を完了させます。試験中の行動制限(会話、視線移動など)に厳しく注意する必要があります。

試験後、合否は即座に画面に表示され、数日中に公式なスコアレポートと資格認定証が発行されます。これまでの研修とトレーニングの成果が、この瞬間に資格として実を結びます。

Fundamentals資格を取得する3つのメリット
メリット1:クラウドやMicrosoftサービスの基礎知識が体系的に身につく

Fundamentals資格を取得するため勉強は、クラウドコンピューティングやMicrosoftの主要サービスに関する基礎知識を網羅的に理解することができます。特定のテクノロジーに対する基礎的な理解は、断片的な情報収集だけでは得にくいものです。しかし、Fundamentals資格の学習ガイドラインに沿うことで、各サービスの機能、役割、ビジネスにおける価値、セキュリティ、コストといった多角的な視点から、総合的な知識を身につけることができます。これにより、ITの専門家ではないビジネスパーソンでも、IT部門との円滑な連携や、テクノロジーを用いた課題解決策の提案が可能になります。
特に、公開講座・研修を利用した勉強であれば、短時間で集中して学習することができ、実機も準備されているため実際の機能のイメージもつきやすく、独学では難しい体系的な形で習得することが可能です。

メリット2:キャリアの可能性を広げ、市場価値を高める

Microsoft Fundamentals資格は、履歴書や職務経歴書において、具体的なスキルと学習意欲をアピールする強力なツールとなります。資格を持っていることは、特定の技術領域に対する基礎的な知識と理解があることを客観的に証明するため、転職活動や社内でのキャリアアップにおいて、他の候補者との差別化を図ることができます。クラウド、AI、データ、ローコード開発といった分野は、現在のIT市場で非常に需要が高く、これらの基礎資格を持つことで、自身の市場価値を高め、新たなキャリアパスを切り開く可能性が大きく広がります。企業側も、社員のスキルアップのための資格取得支援や研修を積極的に行っています。

メリット3:上位資格(Associate, Expert)への足がかりになる

Fundamentals資格は、Microsoft認定資格ロードマップにおける最初のステップであり、さらに専門性の高いAssociateレベルやExpertレベルの「資格」へと進むための重要な足がかりとなります。例えば、AZ-900を取得した後には、クラウドインフラ管理者向けのAZ-104 (Azure Administrator Associate) や、ソリューションアーキテクト向けのAZ-305 (Azure Solutions Architect Expert) へとステップアップできます。Fundamentalsの研修で得た基礎知識は、これらの上位資格の学習を効率的に進める上で不可欠な土台となります。継続的な学習と資格取得を通じて、自身の専門領域を深め、より高度なスキルを習得していくことで、ITプロフェッショナルとしての確固たるキャリアを築くことができます。

まとめ:Fundamentals資格で未来のキャリアへの扉を開こう

Microsoftの900番台Fundamentals資格は、クラウドやMicrosoftの各テクノロジー分野に興味を持つすべての人にとって、知識の「研修」とスキルの「トレーニング」を通じて、ITキャリアの第一歩を踏み出すための最適な選択肢です。AZ-900、MS-900、PL-900、AI-901、DP-900といった多様な資格が用意されており、自身のキャリア目標や興味関心に合わせて、最適なものを選ぶことができます。

これらの資格は、単に知識を問うだけでなく、現代のビジネスで必須となるクラウドやDXに関する基礎知識を体系的に身につける絶好の機会となります。自分のタイミングで学ぶことができる公式学習リソースのMicrosoft Learnを活用したり、しっかり時間を確保して効率的にトレーニングを受講することは、あなたの学習を強力にサポートし、実践的なスキルを養います。

未来のキャリアへの扉を開き、ITの最前線で活躍するための第一歩として、ぜひMicrosoft Fundamentals「資格」に挑戦してみてください。あなたのIT分野での成長と成功を心から応援します。

IT研修を強みとするCTC教育サービスでは、Microsoftに関連する技術の習得をするための公開講座をはじめとする研修サービスの提供から、DX推進も視野に入れたAIリテラシー向上などAI人材育成の支援まで対応いたします。
Microsoft研修サービスは、是非CTC教育サービスにお任せください。

 

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