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第93回 VMware vSphere Foundationで変化へ適応 (野田貴子) 2024年3月

こんにちはー。野田貴子です。

VMware vSphere バージョンアップ応援キャンペーン!を実施してます。本キャンペーンでは、過去バージョンを理解している方のバージョンアップだけでなく、初めてVMwareを学ぶ方もキャンペーン価格にてお申込みいただけます。また、試験バウチャー付コースもキャンペーン対象のため、最新のVCP認定を目指す方にもおすすめです。
興味がある方は以下をご覧ください。
https://www.school.ctc-g.co.jp/campaign/20230704_090641.html


VMware vSphere Foundationの導入

VMware vSphere Foundationは、データセンターを最適化するために設計された新しい製品であり、あらゆる規模の組織にとって、運用効率の向上や、ワークロードパフォーマンスの向上、イノベーションの加速を実現できるエンタープライズワークロードプラットフォームです。インフラとアプリケーションから最高のパフォーマンス、可用性、効率性を引き出すことを目的に構築され、予測的でプロアクティブな運用管理を実現します。インテリジェントな運用によってアプリケーションからストレージまでのパフォーマンスを向上させて、IT環境で発生しうる混乱を防ぐことができます。

VMware vSphere Foundation が提供する機能:

  • 最適化とキャパシティ管理によるハードウェアコストの20%削減
  • 平均解決時間を50%短縮して迅速な修復を実現
  • インテリジェントな洞察による計画外ダウンタイムの93%削減
  • Kubernetesを組み込んだコンテナと仮想マシンの統合セルフサービスプラットフォーム

vSphere Enterprise PlusあるいはvCloud Suite Standardの購入を検討されている方は、VMware vSphere Foundationを採用することにより3年間のサブスクリプションで最大50%のコスト削減が可能になります。さらに、追加料金なしで提供されるクラス最高のソリューションによって、スケーリング、最新ワークロード、効率化の課題に対応できるようになります。

なぜ VMware vSphere Foundation なのか? - 変化する状況

IT分野の成長トレンドがすでに大企業に影響を及ぼしています。これらの変化は、あらゆる規模や業種のビジネスに影響を与えるでしょう。

2024年以降、企業は次のようなことを望むようになるでしょう:

さらなるコスト削減

「doing more with less(より少ないコストでより多くのことを行う)」と言われる、規模に応じたシンプルさがあります。企業は、信頼性の低いポイントソリューションに起因する問題に対処するために貴重な時間を投資するよりも、ITインフラが提供する成果を優先する必要があります。VMwareは最も柔軟でコスト効率に優れたプライベートクラウドインフラを提供し、要件に応じて構築やカスタマイズを行うことができます。

リスクの削減

VMwareの実績あるインフラソリューションと幅広いエコシステムは、他のどのベンダーよりも多くのお客様に導入されています。VMwareのソリューションは既存の投資とシームレスに統合されるため、ベンダーにロックインされることなく、安心してご利用いただけます。

さらなる展開

ビジネスのデジタル化が進み市場が急速に変化する中で、企業はあらゆる種類のワークロードに柔軟に対応し、拡張できるIT機能を必要としています。VMwareでは従来のワークロードと最新のワークロードの両方に対応する統合プラットフォームを自由に活用できるため、お客様はアプリケーションを迅速に展開できます。

このダイナミックな状況に拍車をかけているのが、永久ライセンスからサブスクリプションモデルへの移行という業界のマクロトレンドです。複数のサブスクリプションソリューションの管理は複雑なタスクになる可能性があり、企業は調達やベンダー管理やライセンス管理の簡素化を求めています。

VMware vSphere Foundationによるチャンス

VMwareは長年にわたり、世界中の企業にインフラソリューションを提供する信頼性の高いプロバイダとして、お客様が変化に対応しビジネスを成長させるための支援を行ってきました。vSphereをはじめとするVMware のソリューションはさまざまなコンピテンシーにおいて常に最高級であると評価されており、ビジネスではVMwareのソリューションが「just work(上手く行く)」なソリューションであると考えられてきました。

VMwareでは、現在そして将来のお客様の課題にシームレスに対応するソリューションを提供することに常に重点を置いています。先日、Krish Prasadのブログでご紹介したように、Broadcomによる買収はVMwareの能力を加速させ、機能を簡素化し、多くの場合コストを削減します。

VMware vSphere Foundationは現在、vSphere Enterprise PlusまたはvCloud Suite Standardを使用しているお客様に理想的な移行パスを提供しています。同時に、基本的なハードウェア統合やごく少数のサーバでの仮想化など、要件が軽いお客様はvSphere StandardまたはvSphere Essentials Plus Kitを引き続き使用できます。

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VMware vSphere Foundationは、VMwareが新たに提供する統合ソリューションです。しかし、このソリューションの構成を理解するために、以下でこのソリューションの製造に使用されたレガシーなコンポーネントについて説明します。

  • vSphere Enterprise Plus
    • vSphere ESXi
    • Tanzu Kubernetes Grid
  • vCenter Standard
  • Aria Suite Standard
    • Ariaオペレーション
    • ログのAriaオペレーション
    • Ariaスイートライフサイクル
  • vSAN Enterprise(1ホスト1CPUコアあたり100GiB)
  • 生産サポート

vSphere Foundationの上に以下のようなさまざまなユースケースのアドオンを導入できます。

  • VMwareクラウドディザスタリカバリ
  • VMwareランサムウェアリカバリ
  • VMwareサイトリカバリ
  • vSAN Enterprise(拡張)
  • VMwareロードバランサー(NSX Advancedロードバランサー)
  • Tanzu Mission Control
要点

まとめますと、vSphere Foundationはより少ないコストでより多くのことを実現するソリューションです。VMware vSphere Foundationは業界をリードするインフラソリューションを継続するための最適なソリューションであると同時に、今後数年間で直面する課題に対処するための数多くの新機能を提供しています。

※本コラムはVMware社が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。
原文:https://blogs.vmware.com/vsphere/2024/01/embracing-change-with-vmware-vsphere-foundation.html

 


 

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