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2014年3月10日よりVCP-DCV(VMware Certified Professional Data Center Virtualization)の認定に2年間の有効期限が設けられましたが、VCP5-DCVで資格を取得された皆さんも有効期限が徐々に迫ってくるにつれて、新バージョンのVCP6-DCVの資格認定が気になってきているのではないでしょうか。
そこで今回のInst Tech Viewでは、少し複雑になったVCP6-DCVの認定制度について解説します。
待望の日本語試験もリリースされましたので、この機会に是非VCP6-DCV資格にチャレンジしてみましょう。
まず、最初に気になるのが『受験の為にどのトレーニングコースを受講する必要があるのか』という点かと思いますが、こちらは皆さんが現在お持ちの認定資格によって変わってきます。
英語のページにはなってしまいますが、詳細は次のURLにございますので、まずは一度確認してみてください。
https://mylearn.vmware.com/mgrReg/plan.cfm?plan=64178&ui=www_cert
取得方法の流れを大きく分類すると、次の2通りに分けることができます。
VCP-DCVの資格を新規取得する場合は、次のいずれかのコースを受講する必要があります。
vSphere: Install, Configure, Manage [V6]
vSphere: Optimize & Scale [V6]
VMware vSphere: Bootcamp [V6]
VMware vSphere: Fast Track [V6]
VMware vSphere: Design and Deploy Fast Track [V6]
VMware vSphere: Troubleshooting [V6]
vSphere: Install, Configure, Manage [V6] On Demand
VMware vSphere: Install, Configure and Manage plus Optimize and Scale Fast Track [V6.0]
vSphere: Optimize and Scale [V6] On Demand (coming Soon)
また、すでに上記と同等のコースをvSphere5.xのバージョンで受講している場合は、次のコースをご受講ください。
vSphere What's New [V5.5 to V6]
次に、認定試験の受験と合格が必要となりますが、VCP6-DCV認定では従来と同等の試験である『VMware Certified Professional 6 Data Center Virtualization Exam』の試験の他に『vSphere 6 Foundations Exam』の試験の合格も必須となりました。
『vSphere 6 Foundations Exam』は基礎知識を問う試験ですので難易度はさほど高くはありませんが、2つ試験を受けなければならない点は従来と比べると負担増となるかもしれません。
各試験の詳細は次のURLをご確認ください。
『vSphere 6 Foundations Exam』
https://mylearn.vmware.com/mgrReg/plan.cfm?plan=64179&ui=www_cert
『VMware Certified Professional 6 Data Center Virtualization Exam』
https://mylearn.vmware.com/mgrReg/plan.cfm?plan=64180&ui=www_cert
有効期限内のVCP資格を現在お持ちの場合は、特にコース受講は必須ではありません。
ただし、従来の試験と比べますとやや試験範囲が広くなっておりますので、不安のある方は現在のスキルレベルに合わせて次のコース受講なども検討すると良いかもしれません。特にVCP6-DCVでは『vSphere: Optimize & Scale [V6]』コースの受講が強く推奨されるようになりましたので、vSphere5.xのバージョンで未受講という方にはステップアップという意味合いでも受講を検討してみる価値が有るかも知れません。
vSphere What's New [V5.5 to V6]
vSphere: Install, Configure, Manage [V6]
vSphere: Optimize & Scale [V6]
受験に関しては更新試験である『VMware Certified Professional 6 Data Center Virtualization Delta Exam』の試験合格だけで資格認定となります。更新試験の代わりに、通常の『VMware Certified Professional 6 Data Center Virtualization Exam』の試験合格でも資格認定されますので、お好きな方を選んで頂いて結構です。
更新試験の詳細は次のURLをご確認ください。
『VMware Certified Professional 6 Data Center Virtualization Delta Exam』
https://mylearn.vmware.com/mgrReg/plan.cfm?plan=64181&ui=www_cert
尚、既に資格の有効期限が切れてしまった場合は新規取得と同等の流れとなりますのでご注意ください。
個人的な感想としては、有効期限が切れてしまうとコースの受講や2つの試験の合格などが必須となり、非常に再取得のハードルが上がってしまうと感じております。まだ有効期限が残っている方でも、お時間のあるうちに早めの対策をお取り頂くことを推奨します。
CTCテクノロジーのトレーニングでは、すでにVCP6-DCVの対応コースである『vSphere: Install, Configure, Manage [V6]』をリリースしております。こちらのコースでは、演習を理解しやすくするCTCテクノロジーオリジナルのテキストや『VMware Certified Professional 6 Data Center Virtualization Exam』に対応したオンライン模擬問題集(スキルチェック)などもお付けしておりますので、新しい認定資格の取得を目指される方は是非とも受講をご検討ください。
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