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第28回 今から準備!新入社員向けインフラエンジニア研修とは?(実は技術研修だけでは戦力になりきらない) (穂苅 智哉) 2025年11月

こんにちは、穂苅智哉と申します。

2025年もあと数ヶ月というところまで来ました。多くの企業では、上期が終了し下期に移行していく頃でもあります。このタイミングでは、新しい人材が入社し、いち早く戦力になるように会社として支援していくことも発生します。どの職種でも新しい方になるべく早く独り立ちしてもらうというのは大事なことですが、これはインフラエンジニアでも同じことが言えます。

2024年12月に発表されたプロリア プログラミングの最新調査結果(※1)によると、約9割の企業がIT人材不足を実感しており、特にインフラエンジニアの不足は深刻な状況にあります。バックエンドやインフラなど、システム基盤を支えるエンジニアの人材不足率が31%に達することが明らかになっています。

このような状況下で、企業にとってインフラエンジニアは貴重な戦力となります。
だからこそ、新入社員に対する投資を惜しまず、しっかりとした研修体制を整えることが重要です。文系出身者やIT未経験者であっても、適切な教育を受けることで優秀なインフラエンジニアに成長できると考えています。

(※1)https://prorea.jp/programming/columns/user-survey-it-human-resources/

技術研修だけでは戦力になりきれない、その理由とは?

一般的に、多くの企業が陥りがちな問題として、「技術研修をしっかりすることで即戦力になる」というものがあります。しかし、現実はそううまくいかないものです。

新入社員がインフラエンジニアとして活躍するためには、技術スキルだけでなくビジネスパーソンとしての意識・行動力とチームで働く力が不可欠です。特にインフラエンジニアは、システム基盤という企業の心臓部を担当するため、高い責任感と協調性が求められます。

経済産業省のDX動向調査(※2)を見てみると、DXを推進する人材の不足が企業の大きな課題となっており、技術力だけでなく、ビジネス視点も併せ持った人材育成が急務となっている状況です。

(※2)https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/discussion-paper/dx-talent-shortage.html

インフラエンジニアとしての基礎力

そこで効果的な新入社員研修の形として、以下の要素を体系的に学習することが求められます。

1つ目は、ビジネスパーソンとしての意識や行動力です。
主体的であること、自ら考えて自ら行動できること、自走できることなど多くの要素が非技術スキルとして求められます。しっかりと研修で基礎を身に着けたいところです。

2つ目は、インフラエンジニアとしての技術スキルです。
これは当然ですが、ITインフラの基本からクラウド技術、周辺知識も含めて体系的に学んでいくことです。ネットワーク基礎、WindowsやLinuxなどのOS側の基礎、セキュリティ、システム運用など知識の幅として広く習得します。

3つ目は、チームで働く力です。積極的な情報共有を行うスキルや報告・連絡・相談の能力といった協調性と発信力をつけることも重要です。

これらの基礎力をすべて新入社員研修で補うというのは大変ですが、これを最初にやっておくのとやっておかないのとでは、自己成長や会社の成長、また技術スキルの成長にも大きく関係してくると思います。

こういった基礎力を効果的に学習するために、CTC教育サービスが提供する「短期集中!新入社員オープン研修 2026年度インフラエンジニア」を検討してみるのはどうでしょう。まさに新入社員でインフラエンジニアの職種の方に最適なカリキュラムとなっており、単なる技術研修ではない点もポイントです。
情報を記載しておきますのでご興味がある方はご覧の上、ぜひお問い合わせください。

短期集中!新入社員オープン研修 2026年度インフラエンジニア
https://www.school.ctc-g.co.jp/newemployee/2026/index.html

 

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