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第4回 Amazon RDS リードレプリカの設定 (多田道明) 2014年8月

 今回は第2回から引き続き Amazon RDS の構築をしていきたいと思います。

リードレプリカの設定

 リードレプリカとはソースデータベースの複数コピーを作成するレプリケーション機能です。詳しくは Amazon RDS for MySQL または Working with Read Replicas (User Guide) をご確認ください。

 この記事では、実際に設定を行ってみて、どの程度簡単に利用できるかを確認してみたいと思います。

 まず最初に AWS マネジメントコンソールにログインして RDS を選択します。

 次に Instances でソースデータベースを選択し Instance Actions の Create Read Replica を選択。

fig01

 つづけて Create Read Replica DB Instance を設定、設定内容に問題なければ Yes, Create Read Replica をクリックするとリードレプリカが作成されます。

fig02

 リードレプリカ起動中、設定によりますが数分掛かります。

fig03

 リードレプリカが起動完了すると "Endpoint:" に接続情報が表示されます。

fig04

Amazon RDS の起動(AWS マネジメントコンソール画面変更版)

 第2回記事を書いた後に AWS マネジメントコンソールの画面が一部変更されたようなので、新しい画面で RDS(MySQL) を起動してみたいと思います。

 まず最初に AWS マネジメントコンソールにログインして RDS を選択します。

 次に RDS 起動前に必要な設定を行います。Security Groups を作成し、接続元IP(CIDR/IP to Authorize:*)を設定。

fig05

 つづけて Parameter Groups を作成し character_set を設定。

fig06
fig07

 Option Groups を作成。

fig08

 ここから RDS の instance を起動する作業となります。

 まず Instances を選択し Launch DB Instance をクリックします。

 つぎに Select Engine で MySQL を選択。

fig09

 Production? で "Yes, use" を選択。(Multi-AZ DeploymentについてはMulti-AZ 配置を参照)

fig10

 Specify DB Details を設定。

fig11

 Configure Advanced Settings を設定、設定内容に問題なければ Launch DB Instance をクリックすると RDS が起動します。

fig12
fig13

 RDS 起動中、設定によりますが数分~数十分掛かります。

fig14

 RDS が起動完了すると "Endpoint:" に接続情報が表示されます。

fig15

 ここまで読んでいただき有難うございました。このコラムを読まれた感想、質問等ございましたら下記までお送りください、次回のコラムへの参考とさせて頂きます。
aws-column@strawbag.co.jp

参考リンク

Amazon RDS
http://aws.amazon.com/jp/rds/

Amazon RDS for MySQL
http://aws.amazon.com/jp/rds/mysql/

Working with Read Replicas (User Guide)
http://docs.aws.amazon.com/AmazonRDS/latest/UserGuide/USER_ReadRepl.html

Multi-AZ 配置
http://aws.amazon.com/jp/rds/multi-az/

 


 

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