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第49回 AIによるDX戦略やデジタル戦略の検算(チェック)を。間違った分析は全社的にも今後にも大きな影響が (吉政忠志) 2023年12月

こんにちは。吉政創成の吉政でございます。

今回も前回に続きDXの話です。前回は教育をしっかりしていないと間違った分析をしてしまい、その結果は全社的にも影響を与えます。分析系の話は手を動かしながら学ぶのが理解のブレが少ないので、DXは動画や書籍による独学ではなく、研修で受けるべき。そんな話をしました。

今日はDX戦略やデジタル戦略の検算をAIによって行うべきという話をします。

当社はマーケティングアウトソーシングの会社なので、日々様々な分析を行っています。
その結果、人が介する入力部分があると、ミスが起こりやすいです。どんなに正確な作業が行える人でもミスがない保証はないですし、大概の人はミスをします。一方、DXやデジタル化戦略が実行段階に入ると、様々な部署で自動入力や自動処理が進んでいきます。このような場合、何らかのミスがあった場合、気が付きにくいです。気が付かないと、そのまま放置されて分析結果が反映されていきます。その状態が続くと、ミスが複数個所存在するケースが出てくるはずです。

一般論ではありますが、ミスが一か所だけならまだ気が付きやすいですが、複数個所あると、ミスを見つけにくいです。ましてや毎日のようにデータが集計されて、蓄積されていく企業のデータだとなおさらわかりにくいです。その状態が続くと、そのDXやデジタル化戦略の基盤システムは精度が低いシステムになってしまい、再度作り直したくても、膨大な時間とコストがかかるうえに、昔のデータを正しいものにできないケースも当然あるはずです。そうなるとまさに詰んでしまう事態になります。

そうならないように、DX戦略やデジタル戦略の検算(チェック)を行う仕組みを作る必要が最初の段階から必要であると考えます。その時の注意事項を記載しますので、ご参考ください。

<DX戦略やデジタル戦略の検算(チェック)の注意事項>

  • 前回比、前年比で異常値があれば必ず担当者へアラートを上げる仕組みを作ること(これだけでかなり防げます)
  • データ修正の履歴を残すこと(だれがいつ何をどのように修正したか)
  • データバックアップは、履歴分も含めて、複数世代を遠隔バックアップまで行い、災害対策にも備えること(失われたデータは元に戻せません)
  • できる限り自動化を行うこと
  • 検算の仕組みは最低でも年に一回は適切であるかどうかの確認を行うこと
  • 検算によるエラー発生の傾向を分析し、対応すること
  • データの修正を行う場合は、上長に通知が行くようにすること
  • DX関連やデータマネジメント系の研修は定期的に受けること(データマネジメントやDXにまつわる内容は進化していくので定期的に研修を受けることをお勧めします)

ざっとした注意事項を書きましたが、いかがでしょうか?上記はあくまで参考例なので、実際に進める場合、プロジェクトメンバーは正しい知識を学習し、専門家の指導を受けるとよいと思います。

前回のコラムでも書きましたが、データ分析系の話は手を動かしながら学んだほうが理解違いがなく、正しく学べるので研修を受けることを本気でお勧めします。(コンサルの実経験上も独学で理解違いをされている方を何名も見ています)

もし、まだしっかりと教育を受けられていない方は、是非、以下のページをご覧ください。CTC教育サービスはDX研修の先進スクールで、ラインアップも実績も豊富です。

DX研修事例「品川区様」 https://www.school.ctc-g.co.jp/business/case01.html
DX研修キャンペーン https://www.school.ctc-g.co.jp/campaign/20231012_090829.html
DXコースラインアップ https://www.school.ctc-g.co.jp/newtech/index.html#dx

それでは今日はこの辺で

 


 

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