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第24回 Railsコミュニティの構成と新しいコミッターチームメンバーについて (野田貴子) 2017年11月

こんにちはー。野田貴子です。

今月も海外のRails情報で面白そうなものを意訳してご紹介しますね。興味がある方はご覧ください。

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みなさんは、Ruby on Railsのコミュニティページを読んだことがありますか。ここではRailsを開発してくれている人々やチーム編成について紹介されています。

Rails is made of people
http://rubyonrails.org/community/

まずRailsにはコアチームと呼ばれるチームがあり、Rails作者のDHH氏をはじめとする、長い間コントリビューターとして活躍してきた12名で構成されています。Railsフレームワークの方向性はこのチームによって支えられています。
このチームはリリースを管理し、プルリクエストを評価し、運営に関する苦情を処理し、主要な新機能について多くの基礎を築いています。

コアチームとは別に7人のコントリビューターからなるコミッターチームがあり、そこではプルリクエストの処理やフレームワークの改変を手助けしています。しかし彼らは最終的なリリースの作成やポリシーの制定におけるキーではありません。コアチームのメンバーは全員がコミッターチームを経験しています。

この2つの公式チームを支えてくれているのが、何千人ものコード・コントリビューターです。8月某日時点で4,700人以上のコントリビューターがいて、彼らの活動はすべてRails Contributorsサイト(http://contributors.rubyonrails.org/)で見ることができます。他にもRailsコミュニティでは多数の方が様々なボランティアをしてくれています。

そして先日、Rails公式ブログにて新しいコミッターチームのメンバー3名が紹介されました。

Three new committers: George, Javan, Ryuta
http://weblog.rubyonrails.org/2017/8/15/three-new-committers/

George Claghorn

Georgeは、新しいActive Storageフレームワークの作成に欠かせない人物です。彼はBasecampでのストレージをクラウドに移動する作業から獲得困難な教訓を見出し、Railsフレームワークで大量のコードを書きました。彼はまた、フレームワークのマージに先立って、issueとPR処理を備えたスタンドアローンのrails/activestorageレポジトリを管理しました。 Georgeはフィラデルフィアに住み、Basecampで働いています。

Javan Makhmali

Javanは、Action CableとActive Storageに必要なJavaScriptの大部分を書いているだけでなく、Webpackerにも大きく貢献しています。 Trixや、Basecampを起源とする別のJavaScriptライブラリとフレームワークの共同作成者でもあります。 Javanはミシガン州に住んでいます。

Kamizono Ryuta

Ryutaは、2013年から活動しているRailsのトップ20に入るコントリビューターです。Railsフレームワーク全体に彼の形跡を見ることができますが、特にActive Recordに貢献してきました。 Ryutaは東京に住んでいます。

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なんとも凄そうな方たちですね。コントリビューターとしてどれほど活躍すればコミッターチームに入れるのかと、彼らのコントリビューターサイトを見てみました。そうしましたら、毎日何件も(そして本日も)Railsフレームワークに改修を加えている方ばかりで、とても恐縮しました。

協力:株式会社Dive into Code 野呂浩良氏
https://diveintocode.jp/

 


 

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