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第49回　vSphere向けVMware Skyline Healthについて (野田貴子) 2019年12月

こんにちはー。野田貴子です。今回も英語が苦手な方向けに海外の人気コラムを意訳したものをご紹介します。 VMwareの研修を検討されている方は、実績も受賞歴も豊富なCTC教育サービスにどうぞ！
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(https://www.school.ctc-g.co.jp/vmware/index.html)

vSphere HealthとvSAN Healthは、設定の一貫性、ベストプラクティス情報、脆弱性の発見、プロアクティブな分析のために、vSphere 6.7環境のトリアージをお客様が行う手助けをしてきました。本日、vSphere HealthとvSAN HealthがVMware Skyline Healthの一部になったことをお知らせいたします。これらの2つの強力な機能は、すべてのお客様がで利用できます（Basic、Production、Premier Supportの3段階）。

vSphere Client内の将来のバージョンで利用可能になると、vSphere HealthとvSAN Healthの言葉は「Skyline Health」で置き換えられます。vSphereで今日慣れ親しんでいるヘルスチェックはSkyline Healthでも引き続き利用でき、vSphere ClientでもSkyline Advisorでも、一貫した結果と推奨事項が得られます。

注：vSphere HealthチェックとvSAN Healthオンライン結果を有効にするには、カスタマーエクスペリエンス向上プログラム（CEIP）に参加する必要があり、vCenter Serverにはインターネット接続が必要です。CEIPへの参加を望まない場合、あるいはvCenter Serverへのインターネット接続を許可しない場合でも、vSANのSkyline Healthの製品内ヘルスチェックは受け取れます。

vSphereおよびvSAN向けVMware Skyline Health

vSphere HealthはvSphere 6.7で導入され、vSphere環境から収集されたテレメトリデータを分析して環境問題やベストプラクティスを発見することにより、セルフサービス方式で顧客を支援します。この機能はカスタマーエクスペリエンス向上プログラム（CEIP）に参加することで有効になります。vSphereおよびvSAN向けVMware Skyline Healthは、既に利用可能なvSphere HealthとvSAN Healthの調査結果を活用することで、環境ヘルスをSkyline Advisorにバブルアップします。また、vSphereとvSANヘルスサービスをSkylineで統合することにより、3つのサービスすべてで将来の機能を利用できるようになります。現在利用できる機能と、各ヘルスサービスがどのように異なるかを見ていきましょう。以下は、機能セットごとの各ヘルスサービスと、それぞれの違いを比較したものです。

vSphere環境の健全性のために合理化・統合化されたワークフローを持つことで、高度な健全性と分析を容易に可能にするVMware Skyline Collectorも活用できるようになりました。

Skylineとは？

Skylineは、プロダクションサポートかプレミアサポートの資格を持っているすべてのお客様が利用できるVMwareのプロアクティブサポートソリューションです。Skylineは、vSphereに加え、NSX-V、vSAN、Horizon 7、vRealize Operationsの潜在的な問題を発見するのに役立ちます。SkylineにはSkylineLog Assistも含まれています。これにより、サポートログバンドルをVMwareグローバルサポートサービス（GSS）にアップロードする際のお客様の労力が軽減されます。Skylineの詳細は、次の簡単な手順で見ることができます。

https://cloud.vmware.com/skylineにアクセスし、Get Startedボタンをクリックする。
Get Startedウィザードに従い、クラウドサービス組織の作成（まだ作成していない場合）やSkyline Collectorのダウンロード/インストールを行う。

まとめ

vSphereおよびvSAN向けSkyline Healthは、vSphereとvSANの将来のバージョンで利用可能になる予定です。vSphereブログでSkyline Healthの最新情報を入手し、TwitterでVMware vSphere（@VMwarevSphere）やVMware Skyline（@VMwareSkyline）をフォローして、VMwareプロアクティブサポートサービスに関連する最新情報を入手しましょう。