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第59回 ESXiホストクライアントの未来 (野田貴子) 2020年10月

こんにちはー。野田貴子です。今回も英語が苦手な方向けに海外の人気コラムを意訳したものをご紹介します。 VMwareの研修を検討されている方は、2019年にVMware社『VMware Education Partner of the year 2019』『VMware Certified Instructor Award 2019』のダブル受賞となった、実績も受賞歴も豊富なCTC教育サービスにどうぞ! ※VMware研修コース (https://www.school.ctc-g.co.jp/vmware/index.html)

概要

VMwareはユーザーのみなさまに提供する製品の改善に常に取り組んでおり、信頼性の高い最新技術に基づいたソリューションを提供し、みなさまのワークロードのセキュリティと安定性を確保することをゴールの中心に据えています。また、製品の技術的な進化の一環として、みなさまが準拠しなければならない公的な規制や基準を常に考慮しています。単純なアップデートではそららのコンプライアンス要件を満たすことができない場合は、製品を徹底的に再構築しています。これはまさにVMwareホストクライアントのケースが当てはまります。VMwareホストクライアントは最新バージョンのAngular Webフレームワークに機能を移行し、最新のアクセシビリティとセキュリティのコンプライアンス基準を満たすようになる予定です。

既存のVMwareホストクライアントのUIコンポーネントはAngular JSのWebフレームワークを使用して構築されていますが、このWebフレームワークは最新の安定版リリース1.7が2018年6月30日に長期サポートフェーズに入りました。実質的に、Angular JSは2022年1月1日からGoogleにサポートされなくなります。それ以降のAngularフレームワークのリリース(Angular 4以降)はAngular JSとは互換性がありません。VMwareホストクライアントのサポート性と安定性を維持するために、VMwareはこのフレームワークの新しいバージョンアップに頼ることができなくなりました。

VMwareは、サポートされない技術に依存する脅威に対応するため、ホストクライアントのUIコンポーネントをAngular JSからAngular Webフレームワークの最新バージョン(Angular 9)に移行する作業を開始しました。この移行により、Angular JS関連の技術への依存がなくなり、最新バージョンのClarityプラットフォーム(Clarity 3)に置き換えられます。

旧ホストクライアント

従来のVMwareホストクライアントは、バージョン7.0のリリースラインの次のアップデートからメンテナンスモードに移行します。従来のクライアントに新機能を追加する予定はもうありません。ただし、新しいシングルホスト管理UI(ESXi UIと呼ばれます)が正式にリリースされる準備が整うまでは、従来のクライアントのサポートは継続されます。恐らく2021年の後半になると思われます。

新しいESXi UIの開発に多大なリソースが割り当てられていることから、VMwareは従来のクライアントのサポートを限定し、次の基準のうち1つ以上を満たす重要な問題のみに対応していく予定です。

  • クライアント全体、あるいはその機能の重要な部分の可用性を脅かすもの(セキュリティへの影響の問題を含む)。
  • ほかに利用できる回避策がなく、重要な機能やワークフローの適切な機能を妨げるもの。
  • クライアントのパフォーマンスやユーザビリティに重大な影響を与えるもの。
  • 大多数のユーザーに影響を与えるもの。

優先度の高い問題でも、次の基準のうち1つ以上を満たす場合は、対応が延期されることがあります。

  • CLIやvSphere Clientなど、代わりとなるワークフローで回避できる。
  • 報告されたパフォーマンスの問題がホストクライアントに影響を与えるが、VMware環境では再現できない。
  • 特定の環境でホストクライアントがクラッシュするが、同じ現象を再現できない。
新しいESXiのUI

新しいESXi UI(シングルホスト管理UI)は、vSphereクライアントのサブセットとして構築され、AngularとClarityをベースとしたUIコンポーネントを継承しています。このアプローチにより、ESXi UIは長期的な可用性とサポート性を保証するために必要なアクセシビリティとセキュリティの基準を自然に満たすことができるようになります。vSphereクライアントのUIコンポーネントを採用することで、製品間で同じユーザーエクスペリエンスを確保し、それぞれの機能を操作するために特別な知識を必要としなくなります。

新しいESXi UIは、ホスト管理、VM管理、ストレージ、ネットワーク構成といった、ホストクライアントで現在サポートされている標準的な機能をカバーした時点で、一般的な可用性のリリース準備が整ったとみなされます。VMwareは、プロビジョニング、構成、監視、トラブルシューティング、更新などのライフサイクル管理業務のすべてをカバーし、シングルホストとその上に配置されたワークロードを管理・運用するために必要なすべての機能をユーザーに提供します。

この新しいクライアントは、まずはFlingのリリースを通じて利用できるようになります。最初のリリースはESXi UIが基本的な機能を一通り揃えた時点で発表されます。2021年の第1四半期に実現すると予測しています。

※引用元  https://blogs.vmware.com/vsphere/2020/09/new-host-client.html

※本コラムはVMware社が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。

 


 

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