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第38回 Python試験の合格率 75%を改めて考える (吉政忠志) 2022年12月

こんにちは。Pythonエンジニア育成推進協会が実施しているPython 3 エンジニア認定基礎試験とPython 3 エンジニアデータ分析試験がありますが、お陰様で年間1万5千人強の受験者をいただくまでになり、とても好評です。

一方で。この両試験とも合格率が75%前後を推移しています。基礎試験もデータ分析試験もともに基礎レベルの試験なので、75%の合格率が高いか低いかと言えば、他の試験の基礎レベルの試験もおおよそ同じくらいの合格率なので、平均的な合格率と言えます。そして正解率もおおよそ同じくらいになっています。

ここで思うのは、プログラマーとして考えた場合は、その正解率でよいのかということです。プログラミングの世界は、ちょっとしたコーディングミスでプログラムが動かないこともあると思うのです。

人間はだれもがケアレスミスが起こるので、100%の正解率を求めるのは酷かもしれませんが、あくまで理解度という意味では、100%に近い正解率とその理解があったほうが良いのは言うまでもないです。

そして、以前もこのコラムで紹介した学習方法別、Python試験の合格率でもそうですが、以下の通り、認定スクール等のPython研修での学習方法が合格率82.8%となっています。

対象試験:
Python 3 エンジニア認定基礎試験 Python 3 エンジニア認定データ分析試験

結果:
認定スクール等のPython研修を受講して受験した方の合格率 82.8%
動画のみで勉強した方の合格率 25.6%
Python書籍を読んで勉強した方の合格率 71.1%
その他(社内勉強会など)の方の合格率 39.8%

研修内容にもよりますが、多くの研修ではハンズオン形式をとるため、実際にコードを書いてみて学習を進めるので、その理解度が高いことと、学習したことが頭に残りやすいのではないかと考えます。

また、学習時間飲のデータは取っていませんが、多くのPython研修が3日間程度の学習時間をとっているので、1日8時間としても3日間で24時間となり、24時間で学習を終えているようです。一方、書籍の場合だと、24時間で学習を終えるケースは、経験者でないと難しいように思えます。

そういう意味でも、時間短縮、理解度の深さ、記憶に残る割合などを考慮すると、プログラマーとして学習するのであれば、研修スタイルが一番良いのではないかと思うのです。

私が仲間と運営しているPython試験ですが、多くの認定スクールに参加いただいています。このコラムを掲載いただいているCTC教育サービスは法人向けのPython研修の老舗であり、国内トップクラスのコースラインナップと実績を有するスクールです。

Python研修の受講をお考えの方は、是非、以下のコースラインアップをご覧の上、是非ご受講いただければ幸いです。

Python研修コース:https://www.school.ctc-g.co.jp/python/

皆さまの学習の成就と試験合格を心からお祈り申し上げます。
それでは今日はこの辺で

 


 

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