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第70回 並行処理:Python によるマルチスレッドの徹底解説 他6本 (野田貴子) 2026年9月10日公開

皆さん、こんにちは。野田貴子です。

GitHub AIプロジェクトの半分がPythonとなりました。(GitHub2026年2月)

調査データは以下をご覧ください。
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2603/13/news061.html

生成AIを注目されている方多いですよね。実は5年前も同様の調査データが出ていまして、この分野でもPythonのシェアが確定した感があります。

さて、CTC教育サービスのPython研修はPython試験の対策コースはもちろん、国内トップレベルのPython研修コースのラインアップを提供しています。Pythonの研修をお考えの方は以下をご覧の上、お申し込みください。

Python研修コース:https://www.school.ctc-g.co.jp/python/

それでは今月も海外の面白いPythonコラムをご紹介します。興味がある方はご覧ください。

どのような例外をキャッチすべきか?

What Types of Exceptions Should You Catch?
https://www.pythonmorsels.com/what-types-of-exceptions-should-you-catch/

`except Exception` のような広すぎる例外処理を避けて、原因を理解している例外だけをキャッチするべきだと解説しています。本来キャッチするつもりではなかった例外をキャッチしてしまったり、発生している実際のエラーを不明瞭にしてしまうような方法で例外を処理してしまうと、厄介なことになるためです。

エッジケースのテストを書くのはやめて、代わりにHypothesisを使いましょう

Stop Writing Edge Case Tests. Use Hypothesis Instead
https://dev.to/peytongreen_dev/stop-writing-edge-case-tests-let-hypothesis-find-them-instead-5hl0

Python のプロパティベーステストライブラリである Hypothesis を使い、個別のエッジケースを手作業で列挙する代わりに「常に成立すべき性質(プロパティ)」を定義して自動的に多様な入力を生成・検証する手法を紹介しています。Hypothesis は空文字列、Unicode 文字、制御文字、極端な長さのデータなど人間が見落としがちな境界値を自動で探索し、失敗時には最小限の再現ケースまで絞り込んでくれます。

2026年に選ぶ Python ロギングライブラリ

Choosing a Python Logging Library in 2026
https://www.dash0.com/guides/python-logging-libraries

Pythonの標準モジュールである logging、structlog、Loguru を比較し、それぞれの特徴や、Django、FastAPI、Flask といったフレームワークごとの具体的なユースケースについても解説しています。

並行処理:Python によるマルチスレッドの徹底解説

Concurrency: A Deep Dive Into Multithreading With Python
https://blog.geekuni.com/2026/04/python-concurrency.html

Pythonにおける並行処理の主要な手法である、マルチスレッド、マルチプロセス、レースコンディション、ロック、などを整理し、それぞれがどのようなワークロードに適しているかを具体例とともに解説しています。GIL の影響やパフォーマンス上のトレードオフを踏まえて、より効率的でスケーラブルな Python アプリケーションを設計するために役立つでしょう。

Polars におけるスキーマ問題への対処法

Handling Schema Issues in Polars
https://pola.rs/posts/schema-evolution/

データ処理ライブラリである Polars における「スキーマ進化(Schema Evolution)」の仕組みを解説しています。異なる時点で生成されたデータファイルを結合・読み込みする際に、列の追加・削除・型変更といったスキーマの変化をどのように扱うか、など。データレイクや分析基盤で長期間運用されるデータセットの互換性を維持する方法を学べるほか、データパイプラインの変更による障害を減らしながら柔軟にスキーマを進化させるための設計上の考え方を確認できます。

Django をデスクトップアプリとして配布する

Shipping Django as a Desktop App
https://reinout.vanrees.org/weblog/2026/04/16/7-django-as-desktop-app.html

Webフレームワークの Django アプリを Electron を使ってデスクトップアプリケーションとして活用する方法を紹介しています。ローカルで Django サーバーを起動し、ブラウザを UI として利用することで、クロスプラットフォームな業務ツールや個人向けアプリを構築するアプローチをとっています。

PyCon US 2026 タイピング・サミットの振り返り

PyCon US 2026 Typing Summit Recap
https://bernat.tech/posts/pycon-us-2026-typing-summit-recap/

PyCon US 2026 の Typing Summit で議論された Python の型システムの最新動向をまとめたレポートです。交差型(intersection types)、TypeScript 風の型操作(PEP 827)、AIエージェントと型チェッカーの連携、Pyrefly や ty の新しい型推論アルゴリズムなどが紹介されています。

 

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